ベビーマッサージ＆ベビースキンケア＆ファーストサイン＆ファーストトーク。
市川市本八幡のお教室＆資格取得スクール。
ママセラピストの ニコリコニコリです。
ご訪問ありがとうございます。
今日のタイトルは「慮る(おもんぱかる)」
辞書をひくと‥
「周囲の状況をいろいろと考える。思い巡らす。」とあります。
人と関わる上で大切なことだと思います。
先日、息子が幼稚園から帰ってきて「○○くんに噛みつかれた
」と訴えてきました。「○○くん、悪いよねっ
プンプンッ(←プンプンまでしっかりセリフです
)」と思い出して怒ってます。(すぐに息子がここだという所を確認しましたが、どこ？というくらい跡は残ってませんでした
良かった
)ま、確かに噛みついたことは悪い。
でも。
○○くんが噛みついた理由もあるだろう。
そこで。
ファーストトークママの出番です
まず、受け止め。
「そうだね。"噛みついたことは"よくないね。痛かったね。」
(うんうん、その気持ちお察しするわ)
「やり返さなかったこと、偉かったね
」そして、
一緒に考える。
「でも、○○くんはどうして噛みついてきたのかな？」
「どんな時に噛みついてきたの？」
質問を投げかけ、なぜ相手が噛みついてきたのかを、考えていきます。
冷静に振り返りながら。
どうやら、外遊びから教室に戻り、うがいをする際、どっちが先にやるか順番の小競り合いがあったようで、お友達が割り込んできたそう。
それに対し、息子が剣幕を変えて、大きな声で「僕が先！
割り込みはダメーーー
」と言ったのだとか。その結果の噛みつき。
なるほど。
息子は自分の気持ちをちゃんと言葉にして伝えた。
でも、そな伝え方がどうやらいけなかったようだ。。
ここで、「大きな声だすからいけないんじゃん
あなたが悪いのよ」と言えばそこまで。
たぶん、息子はまた怒り、僕は悪くない
と言い出しそう。ちょっと前の私なら、そう言いそうですが‥
ぐっとこらえて、、
「もし、同じように大きな声を出されたらどう思う？」
と、またまた質問。
相手の気持ちを、いろいろ考えてみよう。
思い巡らせてみよう。
そう、慮ってみよう
そうすることで、息子からいろいろな答えが出てきます。
「嫌だったかも。怖かったのかな？うるさかった？」
○○くん、そう思ってたのかもね。
だから噛みついちゃったのかもね。
噛みついた事実は良くない。
でも、その背景を考えてみよう。
人の気持ちを考えること、これが「思いやり」を養っていくことだと思います。
だから、考える。考えさせる。
大人が解決するのは簡単。時間もかからない。
でも、時間をかけてでも、じっくり話し合うことが大切。
短気でせっかちで合理主義者な私には苦手なことなんですが
幼稚園では、親の見ていないところでいろんなことが起きている。
先生だって、その一つ一つ全て事象をの一部始終を見ている訳でもないし、全てをじっくり解決できる時間はとれないはず。
ならば、親がそこを補わなければ、スルーしてしまうのかも。
息子にもいい経験。
私にもいい勉強。
前にも書きましたが、幼稚園に入園後、こんなにファーストトークで学んだことが役に立つなんて。
ほんと実感です
～ただ今RTA公式ユニットメンバーとして活動中～
