遅くなってしまいましたが

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願い致します。

 

昨日は、九州大学で行われる

シンポジュウムに行ってきました。




 

講師は

九州大学院教授の施光恒氏

元国土交通省技監の大石久和氏

京都大学院教授の藤井聡氏

のお三方でした。

 

何となく申込をして一体

どんなお話をされるのかも

よく理解しないでの参加


期待以上のお話の内容でした。

 

以下は書く講演者の方の

お話の中で私の意識に

深く刻まれた内容です

 

施光恒氏は

グローバル化と国際化は

分けて考える事を

提案されていました。


グローバル化とは

国境の垣根をなくして

人、モノ、お金が流れやすくして

国単位ではなく地球全体として

社会や経済を考えるというもの

 

国際化とは

各国の伝統や文化

制度を尊重しつ

お互いの相違を認めつつも

積極的に交流していくもの

 

グローバル化とは

多国籍企業や株主が力を持ち

政治がそちらを重要視し

国民目線での国民の幸せが

おざなりにされがちになるとゆう

お話でした。

 

大石和久氏は

日本の国土としての脆弱性

地震、つなみ、台風などの被害が

他国に比べて受けやすい

だからこそインフラの整備をして

非常時にも流通が滞らないだけの

インフラ整備が重要であると

お話をされていました。


能登半島の地震でも感じましたが

やはり何通りもの道の整備は

一見、お金がかかり

無駄に思われます。


しかし、大事な事であると

気付かされました

インフラ整備は国民の命を

守ることになるのです。


知らないでは済まされない

能登半島の方々の現状を

思えばこそ、強く

胸に響きました。

 

インフラ整備を

緊縮財政を理由に放置してきた

小泉総理、竹中平蔵氏以降の政府

そしてメディアはそれらの重要な事を

国民に知らせようとしていない

だからこそ、このような話を

主権者の国民である皆さんが

知る事が大事であるとのお話でした。

 

三人目の藤井聡氏は

田中角栄総理時代に閣議決定された

全国新幹線整備基本計画に

言及されました。

 

藤井先生は以下の新

幹線計画について

お話をされました。


豊予新幹線(大分→松山)

東九州新幹線(小倉→鹿児島中央)

四国新幹線(岡山→高知

徳島→高松→松山)

 

こんな計画がある事を

知っている日本人が

どれほどいるだろう

と思いました。

 

皆さんは、もしこの新幹線が

開通したら大分→松山間が

どれほどの時間で

行けると思いますか?

 

現在フェリーでの大分→松山+

在来線の利用で約4時間かかります。

 

それが豊予新幹線が出来ると

たったの37分になるのです。

凄い事だと思います

それに伴い、人の流れも

大きく変わる事でしょう

 

また、現在大都市になっているのは

新幹線沿線であり、それ以外の

地方都市とのアンバランスを

指摘されていました。

 

日本全土に新幹線が

当初予定のように

張り巡らされたならば

すごい経済効果もあります。


この3つの新幹線に

投じる費用が約5兆円


それによる経済効果は

51兆円にもなると

ゆうことです。

 

まずは、このような計画がある事

それを前に進めていくためには

私たちが知らなければいけないと

強く思って会場を後にしました。


年初から少し

かたいお話でしたが

通常縁のないお話こそ

自分の見聞を広げる事が

出来るのだなぁ、と

思った次第です。


皆様今年もよろしく

お願いします致します。