こんにちは
今日は、事故の修復暦を見つけるコツをご説明します
修復暦を見つけるにはいくつかのポイントがあります。
簡単な順に並べて見ますね
1) ドアとフェンダーの隙間などが左右同じか
2) フェンダー、ドアなど取り付けネジを外した痕がないか
3) 車体の底のジャッキを掛ける部分にフレーム修正機で挟んだ形跡が無いか
4) ドアモールを外して、スポット溶接部分を裏側から見て、溶接部分に火花が飛んだコゲ痕が無いか
5) 溶接部分にサンダーなどで削った痕が無いか
6) ドアの内側や溶接部分を防水処理しているシーラーが機械で処理したように綺麗に塗られているか
7) 塗装面を斜めから透かして見たときに波打ってないか
8) 塗装面にサンドペーパーの目が残ってないか
9) フェンダーとドアなどの塗装の色が合っているか
10) 塗装の肌が新車と同じか
などです![]()
1番のドアとフェンダーや、ボンネットとフェンダーの隙間を見る方法は、素人の方でも見つけやすい方法ですが、隙間がずれているような修理は腕の悪い鈑金屋さんの仕業で、このような仕事は最近かなり少なくなっています![]()
2番のネジ頭を見る方法は、比較的簡単です
特にフェンダーを取り付けているネジは、ほとんど必ずと言って良いくらい、塗装されています。
新車を組み立てる工程では、ボディーにフェンダーと言う部品をボルトで取り付けた後、隅々まで綺麗に塗装します。
塗装されたボルトを一旦外すと、ボルトの頭の塗装に傷がつきます。この傷は素人の方でも比較的簡単に判断がつきます。
特に、ドアとフェンダーの隙間に隠れたネジがあります。このネジを懐中電灯で照らして良く見てください。
この傷の付いたボルトの頭をひとつひとつ綺麗に再塗装して外したことがわからないように完璧な鈑金仕事をした車は10,000台に1台ぐらいしかありません。
そのような完璧な車を私の査定人生でかつて1台だけ見たことがあります。
そのときは鳥肌が立つくらい感動しました。もちろん、私はその再塗装は見破りましたけどね。
もし、そのような完璧な鈑金仕事をしている職人さんがいたら一生の付き合いをするぐらい大切にすると良いですね。
また、ドアの取り付けボルトは、ほとんどの場合塗装してないので、外したかどうかを見分けるには経験が必要です。
但し、一つだけねじ頭を見るコツをお教えしますと、ネジの頭は6角になっています。
緩めるときは時計と逆の方向に回しますので、そのときに力の掛かる部分が6角の右側です。
そこが凹んでいると、そのボルトは外した形跡があるということになります。
これも、ドアを取り付けるときに、新品のボルトを使って外したことがわからないような完璧な仕事をする鈑金職人さんは皆無です。
従って、ドアを交換したか外したかどうかは比較的簡単に見つけることができます。
3番以降はまた後ほどご説明します。
お楽しみにヾ(@°▽°@)ノ