しこりについて書く前に少しだけ
抗がん剤について…_φ(・_・


ddECって

赤い点滴なんだけど

その色が毒々しくて

これが自分の体内に入ることが

嫌でたまらなかった。


その後の尿も真っ赤だし

やっぱり自分の身体が自分のものではないような

誰かに支配されているような感覚…


とにかく治療をする日は

たくさんの水分を取り

1分1秒でも

早く体内から出したかった



水なのに苦いと感じるし

ポカリは気持ち悪くなるし

でも何か飲まないといけない

という思いだけで

美味しく感じないけれど

ガブガブ緑茶を飲んでた





そして、胸のしこり。


私が初めて近所の乳腺クリニックに行った時

先生はエコー見ながら

1.5とか1.7と言ってた

しこりの大きさだったんだと思う


それが大学病院でエコーした時は

1.7とか1.9になって

少し大きくなってきた?


これがki67の値が90という特性なのか

それはわからないけれど


1回目の治療が始まる時には

自分で胸を見ると

しこりが

ポコっと出てるのが見えた

そーっと触ったら

すぐにコリッと触れることができる



このままどんどん大きくなり続ける??

という

恐怖もあった


さて、

タイトルにしている

しこりについてです



治療中の

しこりの変化

ddEC療法

1回目 ∶見るだけでポコッとしていたしこりが明らかに見えなくなる

2回目∶どんどん小さくなる

3回目∶もっと小さくなってる

4回目∶どこにあるかわからなくなる


という感じで、

回数を重ねると

自分でわかる程

どんどん

小さくなっていった


辛い治療もこの変化にどれだけ救われたか。。。


そういえば、治療中のある日

こんな夢をみた


パックマンがパクパクキョロキョロ

無心で白いものをずーーーっと

ひたすら食べてる


そんな夢


普段、夢なんてみないから

それからずっと頭にあって

きっとがん細胞を食べてくれたと

勝手に思ってる!


これからもどんどん食べておくれーー

よろしくーパー音譜







副作用に支配されながら

過ごした

ddEC療法

(2週ごとに抗がん剤)

無事、スキップすることもなく

担当医に言われていた通り

粛々とこなすことができた!


抗がん剤が

やっと半分終わった!!


ここで

ddPXT療法に入る前に


どれくらい効いているのか

中間検査することに…



エコーして、時々カチッと写真撮ってる?


でも、いつまでも終わらなくて……


検査室では技師さんが

しこりを探す…

探す…

ずーーっと探してる…


ついに、聞かれたあせる

技師さんニコニコ『しこりってどこにありましたか?』

ひらめき『このあたりです』

ニコニコ『うーん……』

ひらめき『見えないですか?』

ニコニコ『なんとも…

でも、(しこりが)無くて……』

(検査技師さん思わず言っちゃった!?笑い泣き)

ひらめき『えっ(嬉しい!!!)びっくり爆笑

こんな会話をしました。


結局

しこりを探したのにみつからず

時間がかかってしまったようです。。。



検査室前のベンチで待ってた主人が

1時間くらい私が出てこなくて心配したよ

って言われちゃったびっくり



しこりは見つけられなかったので

次の診察の時に担当医から

『無くなってたよ!』

て言ってもらえるかと思ってたのに

そんな言葉は聞けませんでしたえーんえーん


担当医真顔『とにかく後半のケモも

粛々とこなすだけだよ』と。


私が浮かれないようにかな


早く抗がん剤終わりたい悲しい


パクリタキセルもよく効きますように音譜