このドラマは、韓国MBCで2016年7月~9月に放送された全16話の作品です。
韓国で放送当時から観たいと思っていた作品でした。
昨年末のMBC演技大賞では、今年のドラマにも選ばれ、演技大賞は主役のイ・ジョンソクさんが受賞、
その他、ヒロインのハン・ヒョジュさんやキム・ウィソンさんなど、受賞者も多かったドラマですね~
日本の初放送は衛星劇場でしたが、その時は1話だけ無料で観られたので観たんですよね。
そして、この6月からKNTVでも放送が始まったので、やっと全部観ることができました~ヾ(@^▽^@)ノ
昨年、初めて、イ・ジョンソクさん主演のドラマ『君の声が聞こえる』を観てどハマりし、
一時期、ジョンソクさん出演作を立て続けに観ていた時期がありました。録画だけは持ってるんでね(´艸`)
で、ちょうどそんな、ミニジョンソクさん祭りの頃に始まったドラマだったと思うんです。
ヒロインのハン・ヒョジュさんも好きな女優さんですしね。
全部観た感想は、一言で『面白かった!』でした(´艸`)
簡単に言えば、現実の世界とマンガの中の世界、二つの世界の話なんですけど、
ちょっと、タイムスリップ風でもあり、でも違ってて、なんだかね、
深刻だったり、真剣だったりなシーンもずっとニヤニヤして笑って観ていた、
そんなドラマだったように思います。
ドロドロな復讐とかではなく、いや、なんかそんな風なこともありますけども、
でも、ものすごく楽しく観られたドラマだったように思うんですよね~
内容は、
胸部外科レジデントのオ・ヨンジュ(ハン・ヒョジュさん扮)は、大人気Webマンガ『W』の作者である漫画家・
オ・ソンム(キム・ウィソンさん扮)が父なのだが、ある日、担当教授から『W』の続きを教えろと迫られ、
仕方なく、母と離婚したソンムの作業場へ行くと父の姿はなく、助手のパク・スボン(イ・シオンさん扮)から、
締切が迫っているのにソンムがいなくなり、連絡も取れないと言われる。
しかもソンムは、自分が作った『W』の主人公カン・チョル(イ・ジョンソクさん扮)を嫌っていて、
すぐにでも(マンガの中で)チョルを殺し、最終回で連載を終了しようとしていた。と言う。
ソンムの作業机の前で思案するヨンジュだったが、部屋を出ようとすると後ろから服を捕まれ…。
気付くとヨンジュは、どこかの屋上にいて、目の前には血まみれの男性が倒れていた。
反射的に医師として救急措置をとるも、自分がなぜここにいるのかわからないヨンジュ。
やがてそれが、『W』の主人公カン・チョルだと、さらには自分がマンガの中に入ってしまったことにも気付くが、
そこから現実の世界に戻る方法がわからない。マンガの世界の中では存在しないはずのヨンジュ。
一命を取り留めたヨンジュをかくまうも、素性がわからず怪しむチョルとその取り巻きたち。
ヨンジュはやがて、現実とマンガの世界を行き来するようになり、元々大ファンだったチョルに、
マンガの主人公とわかっていても心が傾いていき、そんなヨンジュを最初は興味本位から、
やがてチョルもヨンジュに心を寄せるようになり…。
というような感じ?(´艸`)
う~ん。どこまで書いていいのやら、わかんないや(*≧∀≦*)
ロマンス系のマンガを読んだことがある方なら、経験があるかもしれませんが、
実際の世界には存在しえないような完璧な男子主人公に、あ~こんな人が実在したらな~ と、
そんなことを考えたことがありません?え?ない?( ̄∀ ̄)
このドラマはね、そういう現実逃避のようなマンガの完璧な主人公のファンだったのに、
その主人公が目の前に触れる人間の姿で現れ、現実の恋のような気持ちになっちゃう、という話かな?
観ながらなんかね~これが事実だったらどうするよ?って思っちゃったんだよね(*≧∀≦*)←頭あったかいww
『W』の内容は、本来はラブロマンスではないんだけど、チョルは頭もよくって強靭な精神を持つ完璧な男性。
現実にはいないっつうの(*≧∀≦*)
マンガの中ですすむストーリーが、登場人物たちには大変なことが起きていても、
観ている側はそれがマンガの中の話と思って観ているので、なんか笑っちゃうんだよね(´艸`)
そんなところが、他のドラマにない面白さがあった気がします。
さて、すでに長くなっとりますが、登場人物いってみましょうかね。
まずは、Webマンガ『W』の主人公である、イ・ジョンソクさん演じるカン・チョル。
頭脳明晰、スポーツ万能、強靭な精神まで持ち合わせていて、さらには莫大な財産まで…(・∀・)
完璧すぎる主人公カン・チョル。
でも実はチョルは、高校生の頃?射撃でオリンピック?の金メダルまで取るほどの実力の持ち主でしたが、
大学生のある日、チョルの留守中に両親と弟妹が射殺され、チョルは容疑者とされて服役するんです。
そんなツラい経験もあるチョルですが、やがて間違いは正され、釈放されて莫大な財産まで持つようになり、
会社の代表となって、自分の家族を殺した犯人を捜すためにテレビ局まで持つようになるという…( ̄∀ ̄)
強靭な精神も持ち合わせてるからね~
そんなある日、チョルが住むペントハウスの屋上に何者かに呼び出されて、護衛もつけずに一人で行き、
そこで何者かに刺されるチョル。
と、そんな風にお話は進んでいくんですけども、チョルの口癖は『脈絡』ですね。
『脈絡』なく、物事が進んでいくことに納得できないタイプで、なにかと追求しますね。
それがよかったのか悪かったのか~
先ほども書きましたけど、昨年の演技大賞で大賞を受賞したジョンソクさん。
マンガの中の人物という、一風変わった役柄でしたが、素直な演技だったように思います。(何さま?( ̄∀ ̄))
ジョンソクさんの大賞受賞も決して文句はありませんが、MBCの最近の大賞は、当日の視聴者からの
SNSでの投票で決まるんですよね。
なので、SNSに強い若者のファンが多い俳優さんが大賞受賞しがちな気もします。
それがいいとか悪いとかの話ではなく…。
ジョンソクさん、普段からちょっと口下手なところがあるんじゃないかと思うのですが、
受賞した時の、何とも複雑な顔が忘れられないんですよね~ジョンソクさんの本心はどうだったんだろう?と。
それが、激短のスピーチに現れていた気がして…。
でも、ドラマを観て、何となく、ジョンソクさんの複雑な気持ちがわかったような…(*≧∀≦*)わかってないやろけど。
でも、暑い夏をホントにチョルとして頑張ったと思いますよ~だって、
いつも涼しい顔のチョルなのに、休憩時間はダブル扇風機よ~(´艸`)
でね、チョルの着ていたTシャツがものすごく気になった件。
何話だっけ?後半なんですけど、この袖口の文字ね。くるっと反転させると…
『少年』と『少女』の文字が重なって書かれているシャツなんだよね~
シーンよりもそこが気になって気になって…(*≧∀≦*)
ジョンソクさんは、テコンドーもされていたということなので、アクションも決まっていてカッコいいです。
そこはいつも見ていて気持ちいいくらい。手足長いしね。見応えがあります。
何より、ヒロインのハン・ヒョジュさんと、とてもお似合いだった気がします~(〃∇〃)
ということで、ヒロイン。現実の世界に生きる、胸部外科のレジデント、ハン・ヒョジュさん演じるオ・ヨンジュ。
ヨンジュは、どちらかと言うと、ちょっとおっちょこちょいというか、担当教授からもいつも叱責があるような、
そんな女性なんですよね。
父ソンムの描く『W』のファンでもあり、チョルのことも大好きなんです。
それがひょんなことから、チョルにマンガの世界に呼ばれてしまったヨンジュ。
自分だけが違う世界の人間とすぐにわかっても、うろたえるばかりです。
だけど憧れのチョルが自分の目の前で、動き、言葉を交わし、触れる人間として現れた時、それは恋心になり…
ヨンジュが現実の世界に戻るためには、チョルの気持ちを動かすこと。
チョルの気持ちが動くと、『계속 つづく』と右下に出ます。それはヨンジュにしか見えなくて…(*≧∀≦*)
そういうところも、なんか面白かったんですよね~ドラマは『계속 つづく』のシーンじゃないですけどね。
チョルの、チョルしか知らない心のうちも全部知ってるヨンジュ。そりゃ不審に思うよね(*≧∀≦*)
そして、マンガの中で起きたことは全て、どんどんと新しい話としてアップされていくんです。
なので、どういうことがあったのか、『W』を読めばわかるという…ㅋㅋㅋ これって便利ね~と思いました(≧▽≦)
ヒョジュさんね、ずっと以前にも書いたことがあるかもしれませんけど、
なんだかどんどんと演技が上手くなっていっている気がします。
色んな役をされていますけど、今回のようなコミカルな役も上手なんですよね~でもってカワイイよね( ̄∀ ̄)
でね、途中からなんだけど、いや、もうすでに全話観てはいるんですけど、現在、GyaO!の無料配信で、
『トンイ』もしてて、それを観てるんだよね~『トンイ』もすごく好きなの。
そう言えば、映画『ビューティーインサイド』でも、好きになる相手が毎日顔が変わる人だったよね。
このドラマも映画も、変わった人が好きになる役ですね~(´艸`)
とにかく、今回のヒョジュさんも、とてもよかったですね。これからも色んな役をしてほしいヒョジュさんです(´∀`)
そして、そんなヨンジュの運命を変えたと言ってもいい?ヨンジュの父で、『W』の作者の、
キム・ウィソンさん演じるWeb漫画家オ・ソンム。
ソンムは、何に気が付いたのかわからないですけど、カン・チョルを毛嫌いするようになります。
そして一刻も早くチョルを殺し、『W』を終結させようとするのですが…。
実は、ソンムが描いていないのに、いつからか、ストーリーが勝手に更新されていくようになるんです。
最初はその事実をソンム自身しか知らなかったのが、ヨンジュがマンガの世界に呼ばれたことで、
ヨンジュもそのことを知ってしまいます。
ソンムは実は心の弱い人物でもあるんですよね~
この役を演じたキム・ウィソンさん、今回ものすご~~~~くいい!脇役だと言っても、名演技でした。
実はジョンソクさんには申し訳ないけど、ドラマを観てから思ったことは、
ウィソンさんに大賞をあげたかった!でした( ̄∀ ̄)
いや、候補にもなってないからムリなんだけどね。でもそれは、MBCの選び方の問題だよね?( ̄∀ ̄)( ̄∀ ̄)
たぶん、このウィソンさんの名演がなかったら、もう少し平凡なものになっていたかもしれない。と思える程です。
ウィソンさんの役が一番難しかったのではないかな~と思います。
個性的な演技が多いウィソンさんですが、ホント、名優ですよね(´艸`)
そしてそのソンムの助手。イ・シオンさん演じる、パク・スボン。
スボンはね、一番可哀相な人だったかも(´艸`)
忠実なソンムの助手なんだけど、ソンム、ヨンジュに続いて何が起こっているかを知る人物でもありますね。
そりゃ助手なんだから当たり前なんだけどね~
受け止めきれずに眠れぬ日々を過ごすスボンですが、ヨンジュからも頼りにもされますし、逃げることもできず。
イ・シオンさん、ホントにこんな役が上手なんだよね。
うん。わかる、わかる。スボンの立場に立てばそんなリアクションになるよ、誰でもっていう感じかな?(´艸`)
それを違和感なく演じてくれているシオンさんが、たまらなく面白いです(*≧∀≦*)
あとは、チョルと同じくマンガの中の登場人物ですが、
チョルの最側近で護衛している、イ・テファンさん演じるソ・ドユン。
ドユンもヨンジュが現れてから度々起こる不思議に、戸惑いを隠せない人物なんですが、
格闘家でもあったドユンは、直接自分を雇いに来たチョルの絶対的な味方で、チョルが信頼できる人物ですね。
誠実そうなドユンを、テファンさんが好演されていますね。
そして同じくチョルの最側近で、チョルの学生時代の同級生で、信頼できる秘書、
チョン・ユジンさん演じるユン・ソヒ。
チョルに心を寄せている人で、いずれチョルと結婚したいと思っている、『W』のヒロイン。
なんですが、ヨンジュの登場により、ソヒの立場もおかしくなっていき~
ソヒの役柄的にはね、後半も出てくるけど、前半で役割を終える所があるので、かわいそうだったかな~?
チョン・ユジンさん、有能な秘書がお似合いでした(´∀`)
そして、チョルを憎んでいると言ってもいい、パク・ウォンサンさん演じるハン・チョロ。
元検事で、チョルの家族が殺された時にチョルを絶対に犯人だと信じて追い詰め、服役させた人物。
その後、大統領を目指して議員になり、未だにチョルを憎んでいる人物ですね。
『W』の悪役をになっている人物です(´艸`)
これがまた悪くてね~で、ハン・チョロ。なんでそんなにチョルを憎んでるの?と…。最後までわからんかった…
私…見逃した?(・∀・)
パク・ウォンサンさんって、いい人の役が多いと思うのに、今回は思いっきりヤなヤツでね~(*v.v)。
思わずキライになりそうでした(*≧∀≦*) そのくらいの名演。
そして、現実の世界から。
ホ・ジョンドさん演じる、ヨンジュの担当教授で、『W』の純粋な読者でファンのパク・ミンス教授。
前半はそれでも、ヨンジュの病院での生活なんかも出てくるんですけど、後半はほとんどないんですよね。
いくら差し迫っているチョルとの問題でも、仕事をそんなに放っぽらかして、よく解雇にならんなってくらい(≧▽≦)
そんなヨンジュですが、それでもパク教授はよく出てくるんです。一読者として。
このパク教授は、何が起きているかなんて知らないから、純粋に、自分の娘のヨンジュを名前もそのままに、
マンガに登場させたことにも憤慨してるし、ストーリーが変わっていっていることにも憤慨してます。
パク教授の一読者としての意見が笑えるんですよねㅋㅋㅋㅋㅋ
この役を演じたホ・ジョンドさん。今年観た『ミセスコップ』にも出演されていた方なんですけど、
飄々とした演技がとてもいい人なんですよね~名脇役って感じ。
ドラマ『逆賊』にも出ているんですけど、ホント、ええ味出してる方です~(´艸`)
そしてもう一人。ヨンジュの同僚で同じレジデントの、カン・ギヨンさん演じる、カン・ソクボム。
ちょこちょこっとしか出てきませんが、ヨンジュはお父さんがマンガ家なのでひいきされ~
ちょっと悔しいけど、ヨンジュと仲の良い同僚なんですよね。
このカン・ギヨンさんもね、今年よく見てるわ~(´艸`)
『ナイショの恋していいですか?』と『ああ、私の幽霊さま』に出演されてましたね~ちょっと印象に残る人ですね。
でね、このドラマは、何回も書いていますが、現実の世界とマンガの世界を行ったり来たりするわけなんですよ。
それで、チョルのことはもちろん、ヨンジュがマンガの世界に入ってしまった時のことなんかは、
すべてマンガになるんです。
それをソンムだったり、スボンだったり、そしてヨンジュが現実の世界に戻った時なんかに読むわけです。
で、そんなマンガになったシーンもたくさん出てくるんですけど、
こんな感じでね。
例えばジョンソクさんが演じたそのままのシーンが、マンガで出てくるんですけど、
これって、ジョンソクさんたちが演じた後に、マンガに起こす作業をする方々がいたそうで、
事前製作でもなかったこのドラマ、スタッフは大変だっただろうな~と…(´艸`)
★ のページ(ハングルです)に、そのことが書かれているのですが、
内容的にはちょっとネタバレなことも書かれてありますのでお気をつけ下さい。
これね、ドラマを観ながらずっと気になってたことなんですよね。
そういうソフトがあるんだろうけど、大変な作業だったんじゃないかな~と…(´艸`)
スタッフの皆さんの頑張りで、いい作品ができましたね。
先月の終わり頃にも書きましたけど、BSジャパンで8月18日(金)から放送が始まるんですよね。 ★
全16話になってるんですけど、やっぱりカット版なのかな~?
カットが多いと面白くなくなる部分も出てくると思うんだけど、大丈夫かな?
KNTVをご契約なさっておられる方は、8月21日(月)から一挙放送があるようです。 ★
こちらは週6放送なので、あっという間に終わっちゃいますね(´艸`) こんなん好きㅋㅋㅋ
ホントは色々書きたいこともまだまだあるんだけど、色々知ると面白くもなくなる部分もあるし…( ̄∀ ̄)
何よりもう、長すぎだし(*≧∀≦*)
マンガの中の話なのに~とか思いつつも、どうなるんかしら?と、ちょっとドキドキしながら観たり…
というところもあり、結構面白かったですよ。
そして、『W』はハッピーエンドになるのか?サッドエンドになるのか?
どんな終わり方がいいのか、思わず一緒に真剣に考えてしまったというね(*≧∀≦*)
イ・ジョンソクさんとハン・ヒョジュさんがお似合いだったのも、私は見ていて楽しかったです(´∀`)
DVDもすでに全巻発売されているようですし、レンタルにもあるかもですね~
ドラマの公式サイトは ★
いつもの通り、ちゃんとした情報はこちらでご覧くださいね(´艸`)
最後に、予告編を貼っておきますのでご参考に~
長々とすみませ~んㅋㅋㅋ