10月7日、横浜市青葉区で開催された「福島原発20キロ圏内犬猫救出プロジェクト」(何度書いても長い名前・・・)報告会。
おーあみリーダーの活動拠点での初めての自主主催報告会。 1週間前から開催されていた上村さんの「写真展」とのコラボ効果もあり、前日まで参加申し込みが増え続け、定員60名の予定のところ出演者、スタッフ含め総勢67名に。
実は身内である「おーあみ避難所」ボランティアさんたちからも「初めてなので是非参加したい」との声が多く、いざとなったら身内には立ち見でご容赦願わなければとの懸念を抱きつつ、7名の参加希望を受けておりました。当日会場事務局の特別なご配慮で椅子を増設していただき、全員が着席して参加することが出来ました。心から感謝です。
満室のセミナールームは、おーあみさん、とーるくん、おーたさんによる現地の活動を写した映像に涙し、解説に聞き入る参加者の熱気あふれる盛況となりました。
震災から1年半が経過した今も、一向に先の見えないトンネルの中のような救出、給餌活動。 報告の中には、現地で活動しているボランティアさんがいったいいつまでこの活動を続けなければいけないのかという、切実な現状の課題に言及する場面もありました。
ゲストでおいでいただいたプロジェクト発起人のジャーナリスト山路徹さんからは、「小さな命一つ守れない社会が、人間の命を救える社会になれるはずがない」という言葉。 多くの戦場や災害地の取材を経てこられたジャーナリストならではの、「命」への想いを語っていただきました。
最後の質疑応答では、① 福島に限らず、動物愛護問題ついては多くの個人ボランティアが活動している現状、なぜもっと連携して大きな力にできないのでしょうかという問題定義。 ② 獣医師を目指す現役の学生さんからは、活動の中で思う「獣医師に望むこと」という真摯な質問。 ③ 人間が作ったペットや家畜という動物の命をどう考えたらよいのか、という迷い。
短い時間でしたが、避難区域を取り巻く現状と問題点を的確に紹介し、課題を浮き彫りにするまとまった報告会になったのではないかと思いました。
スタッフとして集客をしていて感じたこと。 動物、ペットの問題に関心のある人は、広い社会の中ではまだまだ限られた存在だということ。 忙しい日常生活で、多くの人にとって福島の問題はともすると「もう過ぎたこと」と意識の外に押しやられがちです。 特に「警戒区域の動物」に心を寄せる人は、その中でもほんの一握りです。 更に中でも会場に足を運んでくださった方々は、本当にありがたい貴重な支援者なのだと思います。 だからこそ、今後も微力ながら地道にこのような報告会を折に触れて開催して、情報を発信していく必要を感じます。 そして、いずれ何かが少しずつ変わっていくことを望みたいです。