座右の書。
と言っていいのかちょっと違うのか自信がないけど、最初に読んだ大昔からずっと心に残る大切な本たちをあっっさい感想と共にメモ代わりに残します笑
【幸福論】アラン
悲観主義は気分によるもので、楽観主義は意志によるもの。改めて不幸を知ってしまうと自分がふとかわいそうになったりもするけど、そこはいかに自身に冷静になれるかだよね。
【兎の眼】灰谷健次郎
わたしが教育関係の学問、仕事に興味をもったきっかけとなった本。教育は全ての素であり、共感力こそが教育だなぁ〜。大学の面接では、この本について面接官と話して終わった。
【星の王子様】サンテグジュペリ
登場するバラが1番好きだからあえてバラを↓♡🌹
大切なことは目に見えない、というこの本の根本は、(頭ではもちろんよくわかるけど)強い実感を伴った経験を42年の人生ではまだできていない。自分にとっての大切なものは人それぞれで、それを積み重ねていくことが幸せなのかなぁとふんわりとした想いを持って、死ぬまでにはもっと深くこの本を感じたい。
【若きウェルテルの悩み】ゲーテ
中学生の時に読んだ印象と30代になってから読んだ印象が全く違い、そのことに驚いた本!
【蠅】横光利一
1番好きかも。いやもう蝿になりたい(←感想まちがってる笑)蝿でありたい。そう生きることこそが無であり命の根本であり幸せだ!そうじゃない生き方や価値観もあるけどね。
こだわらない逆らわない求めない、吾唯足知。わたしはこれからもよりシンプルにバカに生きる。
【仮面の告白】三島由紀夫
永い間、自分が生まれた時の景色を覚えていると言い張っていた、それを聞いた周りの大人たちは笑って、、、
とかいう文頭で(ちょっと言葉は違うかも)もうもっていかれる。これをモラトリアムの中学生時代に読んでおいて本当によかったと思う。太宰は学校でよく読まされたんだけど、三島はなぜか1回も授業で扱わなかったな。
【ロードムービー】辻村深月
辻村深月は全部読んだけど、この中の「道の先」が1番好き。
「あの時の自分に伝えたい、きっと大丈夫になる時がくると。」(少し言葉ちがうかも)
これがわたしの日々の全てだなぁ。これをいつも心に置いているの。
【太陽の坐る場所】辻村深月
長編ではこれが1番好き。高校時代を思い出してしっくり来ました。小さな世界でもがく人々の有様が好き。こういう本が好き。人生いつからでも遅いことはない!って言うけど、確かにそうだけど、でも確かに、もうこの時代には2度と戻れないね。