閑話休題、まぁそもそもあっちの方向性が本筋だけど。



色んな方のブログを拝見していると、とてもおもしろい。


様々な色。価値観。みんなが本音をさほど隠していないから、実世界よりよほど豊かでしがらみがない。

育児も、自己啓発も、お料理も、伝統芸能も、夫婦関係も、占いも貯金も美容もわんちゃんも、みんながみんなの世界で色んな方向を見て、がんばって生きてるんだなあ。


コンビニ行っても会社行っても人間はたくさんいるけど、鎧の中は全然見えないもん。




そもそもわたしが教育学を専攻したのは「教育こそ人間のモトだ(=元凶でもあり、糧でもあり)!」という面接で使えそうな「っぽい理由」の他になにより「とにかく学校が好きだった」から。


家が嫌だったってのもあると思うけど、色んな価値観・環境の人がごちゃまぜにされて、感覚を擦り合わせながら否応なくしれっと生きていかなきゃいけないあの画一的な狭い世界が、小学校から高校までただひたすらにものすごく面白かった。

友だちが多いとか、人が好きとか、勉強が好きとか、そういうのとは全然違って、ちょっぴり自由を制限されたあの「学校」っていう箱が、ただひたすらに不思議で好きだったなあ。


我ながら変な感覚だし、説明が難しいのだけれど。。



最近アメブロを見ていて、なんだかその時の感覚を思い出すような。

他のSNSでは記しきれない「言葉」というものがたくさん詰まっていて、多種多様の人がバラバラの方向を向いている一方で認め合っている素敵な場所だなと感じています。



長女が高校卒業して新しい世界に飛び立つ今春、同じ時期の自分とは遥かに違う彼女の姿(性格、価値観、成績、人間関係、家庭環境、将来の夢、すべて。もうとにかく全て。)に安堵し。

ここからもわたしの中の母の影に引っ張られないよう、決して決して油断せずに。


なんというかフツーのちょうどよい母でありたいな、と改めて決心しています。