ほぼ日といえば、手帳。
わたしも、ここ数年ずーっとほぼ日手帳を愛用しています。
手帳をほぼ日にしようと思ったきっかけは、アンリ・クイールの手帳カバーが可愛くて、それを使いたかったからという不純な動機なのですが、
1日1ページ、日記のように使える手帳が思ったよりもとても使いやすくて、
紙質などにもこだわっていて万年筆で書いても裏写りもしないし、たぶんこのままずーっと使い続けると思います。
毎年この時期になると、ほぼ日のオンラインストアで日曜はじまりのオリジナル手帳を注文するのが恒例。
でも、ほぼ日には、手帳以外にも、タオルやら腹巻きやらお茶やら色んなオリジナル商品があるのですよね。
その時にしか購入できない、こだわりのつまった限定の商品もあったり。
ほぼ日のカシミアも、恒例化しているアイテムだと思うのですが、
今回のカシミアは今までとは違うみたいです。
というか、普通のカシミアとは違うみたい。
今年のほぼ日のカシミアは、
なんと「育てるカシミア」だそうです。
ふわふわ柔らかい繊細そうなもの、経年で味わいが増すというより、劣化してボロくなってしまうようなもめのは苦手なのですが、
「育てるカシミア」はよく見るハイゲージで薄手のカシミアのセーターと違い、目の詰まった厚手の、経年変化を楽しめるしっかりしたセーター。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151013/22/niconicokinoco/06/7d/j/o0800064013453187922.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151013/22/niconicokinoco/74/a6/j/o0800064013453187950.jpg?caw=800)
通常、カシミアのニット製品をつくるときには、 仕上げに何度も洗いをかけ、 カシミア特有の風合いとやわらかさを出すそうなのですが、 「育てるカシミア」は、あえてそのソーピング仕上げをしていません。
普通、ソーピングしないニットは、 とても着ていられないくらいに匂いと脂分がつよく硬いらしいのですが、専用のレシピを開発し、できるだけ原毛に手を加えない「生のカシミア」を実現したそうです。
そのため、新品の時がいちばん硬い状態。
そこから、洗濯したりしながら着ていくうちに、だんだんカシミアらしく、 やわらかくなっていくのをたのしむことができるそうです。
使用するカシミアの素材にもこだわり、モンゴルでもっとも寒さが厳しいカシミアの聖地といわれる高地に棲む100%オーガニックのヤギの産毛を使っています。
その地のヤギたちからは、ほかのどこよりも細くて長い最高級のカシミアが採れるそうです。
毛が生え変わる夏がくる前に、うぶ毛を梳きとり、 汚れと余分な脂分を落とすために 一度だけ洗ったら、色を染めることも漂白することもせず、ヤギたちにもらったうぶ毛をそのまま、「生のカシミア」の状態でセーターにしたのが「育てるカシミア」。
アイボリーとワイルド・ブラウンの二色展開ですが、どちらもカシミアヤギの自然な毛の色です。
肉厚でしっかりと目がつまったこのセーター、1着あたり ヤギ6~7頭ぶんのうぶ毛を使っているそうです。
上質なカシミアで、地厚で、しっかり編んであって、 ベーシックなかたちの上質な、50年着られるカシミアのセーター。
とっても贅沢なこのセーター、なかなか良いお値段ですが、
カシミアでこのラフさの、このギュッとしたニットはなかなか手に入らないだろうし、
あってもブランドものでこんなに肉厚なカシミアを買おうとしたら十万以上しそうだし、
なにより「育てるカシミア」「生のカシミア」というのが気になる。。
ギュッとした、ウールの肉厚なニット好きな私としては、これはもう買うしかない。
ただ、実物を見て買えないのがちょっと不安。
サイズも心配だし、素材については沢山記述が載っているけど、縫製については何も載っていないし、画像もない。
ホールガーメントとかじゃなく、普通に繋ぎあわせたニットなんだろうけど、そういう縫い目部分も気になるから、できれば実物見たかった…。
もう終わってますが10月8日から12日までTOBICHI②で先行販売があり、
今は受注申し込み期間中、TOBICHIで試着できるようですが、、、
その為に表参道まで行けない…。
地方在住は不公平だ。
仕方ないので、サイズ表見ながら、手持ちのニットたちと比較して、サイズ確認し、HOBONICHIで受注申し込みしました。
色んな方の着用画像と着用サイズも載っていましたが、身長などが載っていないので、サイズ選びの参考にはならず…。
ユニセックスでSS・S・M・Lの4サイズ展開で、女性の方は大体皆さんMサイズを着用されていましたが、
サイズ表を見ると、Mでもけっこうでかいのです。。
着丈とかだいぶあるし、自宅で洗濯すれば多少縮むだろうけど、うちではセーター平干しはできないから、洗うとしたらクリーニングに出すので、そこまで縮みを考慮する必要はないかなと、Sサイズにしました。
Sでもジャストよりゆとりがありそう。
サイズ感は好みだとは思うけど、あんまりたっぷりしていると着まわししづらいし、上にアウター羽織りづらそうなので。 実物見てないからちょっとこわいけど、 楽しみです。
12月初旬に届くみたいです。
50年着れるかな。
50年後、どんな風になっているだろうか。
アイボリーだから、染みができたり黄ばんでるかも。
毛玉も出来ているだろうし。
50年後も生きてればいいけど…。
80歳越えてるから死んでるかも…。