【第3回じゃんけん大会】直前雑記(15) | とある九州のAKB48ファン~神推しは小嶋陽菜~

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秋葉原から約900km離れた九州のとある地より。立場は在宅。されど、思いの丈なら負けない!

【Oブロック】
(田名部生来×伊豆田莉奈)×高橋みなみ
松井珠理奈×中村麻里子



【長いトンネルを抜けた先に】

今年6月の第4回選抜総選挙。
速報発表で64位に入り、悲願の初ランクインに向けて、
希望の光が見えた感のあった田名部生来であったが、
最終的には「圏外」となり、チャンスはスルリと逃げていった。

過去に、第1回じゃんけん大会で12位に入り、
「チャンスの順番」で「選抜」を経験しているものの、
それ以降、1年半以上にわたって、
「選抜」への「チャンスの順番」は回っていない。
第2回じゃんけん大会では、あと一歩のところまできたものの、
大家志津香に夢を砕かれた形となった。

ローカルでのレギュラー番組を獲得したものの、
AKB48の中では地味な印象がぬぐえない田名部。
ここでの「選抜」入りは、きっと大きな意味を持ってくるはずだ。

一方、その田名部よりも長いトンネルを潜っている感があるのが、
研究生予備戦を勝ち上がって出場した前回に続き、
2年連続での「じゃんけん大会」参戦となる伊豆田莉奈だ。

2010年に10期研究生としてAKB48に入るものの、
「昇格」や外仕事において、同期はおろか、
後輩である11期生や12期生にも先を越され続け、
いつしか、主戦場は劇場公演の「アンダー」となっていた。
今年に入ってからは、3月の段階ですでに60回以上の公演に出演し、
間違いなく、劇場公演の屋台骨を支えていた。

そんな伊豆田がやっと「昇格」を勝ち取ったのは今年の6月。
AKB48加入から、実に2年3ヶ月が経過してのことだった。
不遇に不遇を重ねた中で、やっと果たした「昇格」。
しかし、第2次「組閣」の完了の時期は依然として未定であり、
伊豆田は現在でも「アンダー」としての活動を続けている。
そんな中で迎える、第3回じゃんけん大会。
自らの拳で「選抜」の切符を掴み取り、
今度こそ、光の当たる場所へと向かう。



【また1つ歴史を塗り替える】

第1回選抜総選挙では、SKE48メンバーの中で唯一の「選抜」入り。
第2回選抜総選挙では、SKE48メンバーとして初のベスト10入り。
そして、第4回選抜総選挙では、SKE48メンバーとして初の9位入り。
「大声ダイヤモンド」での、当時11歳での「センター」抜擢以降、
松井珠理奈は、SKE48に籍を置く身でありながら、
AKB48の中で、次から次へと歴史を塗り替え続けてきた。

第2回じゃんけん大会においては、同じSKE48の松井玲奈や、
NMB48の山本彩でも成し得なかった予備戦突破を果たして本戦出場。
あと一歩のところで「選抜」入りこそ逃したものの、
そのスター性で、武道館を大いに沸かせたのであった。

あれから1年、今回は「兼任」期間中につき、AKB48メンバーとして、
松井は堂々の正面突破での本戦出場を果たしている。
「シード」を引き当てての「2勝で選抜」という条件は前回と同じだ。
初戦の相手は、過去2回の「じゃんけん大会」では「開幕戦」を引き当て、
初めて「開幕戦」ではない今回は松井珠理奈とぶつかるという、
特別な試合を引き寄せる運だけは相当なものがある中村麻里子。
その中村は、まだ本戦で勝利の経験がないだけに、
すでに本戦での勝利を経験している松井としては、
ここでつまずくわけにはいかないといったところだろう。

「じゃんけん大会」におけるSKE48メンバーとしての最高成績は、
前回の第2回で桑原みずきがマークしたベスト16。
この記録を塗り替え、SKE48メンバーとして初のベスト8入り、
そして、SKE48メンバーとして初の「センター」へ。
数々の歴史を塗り替えてきた松井なら、
ここで歴史を塗り替えても、何の不思議もないはずである。



【努力は運では報われない?】

「努力は必ず報われる」
そんな言葉がいつしか独り歩きするようになっていた高橋みなみ。
今年の8月に決定したソロデビューは、
そんな努力のたまものだったのだろうか。

一方で、努力をもってしても報われないものがある。
それこそが、「じゃんけん大会」での結果だ。
第1回では中塚智実に、第2回では小嶋陽菜に、
いずれも、「あいこ」にさえ持ちこめずの一発玉砕であった。

努力だけではどうしようもならないもの。
それこそが、「じゃんけん」の神髄であり、面白さでもある。
そんな「じゃんけん」の神髄に振り回され続けてきた高橋は、
今年こそ、悲願の1勝を挙げて、武道館で笑えるのだろうか。
それとも、今年も見事なまでの玉砕ぶりで、
武道館の客席を笑いに変えてしまうのであろうか。