せつない話になります













先日 施設から連絡がありました




食事がスムーズに摂れるようになってきた事

生活リズムが整い始めた事

そして こんな取り組みが行われました と












入所から1ヶ月が過ぎた先日

専門家の方が施設を訪れ

個室に息子を呼び出し

写真や絵カードを見ながら

ゆっくり1つずつ丁寧に話をしたそうです









・なぜ 今自分はここにいるのか

・親はどうしているのか

・落ち着いたら また親に会える事

・ありのままの自分でいて良い事












息子は

お父さん  お母さん と言う言葉を聞いて

わーんと泣いたそうです



  






息子なりに理解したのだと思います









そのお話の後から 何か吹っ切れたように

生活の中で笑う事が増え

お友達と関わろうとしたり

怒ってみたり 嫌だと言ってみたり

我を出せるようになってきたそうです











子供には知る権利があり

施設と専門家の判断で

その子の現状にあった形で

「 事実を受け止め 消化していく 」

と言う支援を実施しているそうです




これを

『 ライフストーリーワーク 』

と言うそうです



【 ライフストーリーワーク 】


子どもの日々の生活やさまざまな思いに光を当て
自分は自分であっていいということを確かめること
自分の生い立ちや家族との関係を整理し
過去-現在-未来をつなぎ
前向きに生きていけるよう支援する取組みが
ライフストーリーワークである



初めて聞く言葉で初めて知る内容でした







息子は きっとモヤモヤしていただろう



なんで なんで って



ずっと思っていただろう



この話し合いで



そのモヤモヤが取れたかどうかは



息子にしか分かりませんが



日々の生活の中で



前を向いて進んでいるのは確か



立ち止まらせない為にも



必要な支援なのかもしれません










❇︎ 全ての施設 全ての子供に実施されているわけではないそうです






読んで頂きありがとうございます