6月のアメリカ消費者物価指数が前年同月と比べ 9.1%上昇。
約40年ぶりの記録的な水準。
9%以上の上昇は、低所得者層の不満が爆発するかもしれない。
さすがに日本政府も危機感を感じ、アメリカ政府との調整をしている様子。
ただ、為替介入は難しいだろうし、事態を解決する方法は無さそう。
量的引き締めを行っているが、それほど効果がない見込み。
1ドル=140円はさすがにないのではと思っていた。
が、現実味を帯びてきている。
FOMC(連邦公開市場委員会)の7月会合が、26日~27日にある。
0.75%の利上げが一番に考えられるが、1%の利上げの可能性もある。
不況を覚悟で1.25%~1.5%の大幅の利上げという強硬論も少し出てきている。
ローレンズ・サマーズ元財務長官らが指摘していた。
”昨年の秋頃から、利上げを開始すべきだった。”と。
フィナンシャル・タイムズ紙などによるアンケート調査でも
世界経済学者の7割弱が2023年に米国の景気後退を予測しているとの事。
日本は世界に比べ、今のところ物価上昇率が低めだが
今年の秋頃から更なる物価上昇が見込まれるかもしれない。
とはいえ、既に値上げ率が大きいものが出てきているけど。。。
日本では約30年ほど デフレに悩まされてきた。
自分もデフレしか知らず、インフレは経験した事が無い。
なので、今年に入ってからのインフレには
どういう対応をしたらいいのか分からないのが現実。
インフレを経験せずに人生を終えるのかな…と少し思っていた。
インフレ、ホントに厄介なものだな…。
今後、どういう世の中になっていくのか分からない><