言葉の発達がゆっくりなお子さんも、自分の欲しい物は絵カードを渡して伝える事ができますまずはコミュニケーション力を育てましょう
型はめをしている子は色のカードを渡してくれます
要求が伝わると(わかってくれた!)と嬉しいので、何回も渡してくれますそれが一番大事なコミュニケーション
紐通しのオモチャでは『バナナ、下さい』、汽車のオモチャが欲しい時も『青、下さい』と二語文を作って渡してくれました強化子は子供の好きな物大人が言って欲しい言葉ではありません
朝の会で座る椅子も自分で選びます。『青、いす、ください』と三語文作れる子が増えていますよ自分の欲しい物が伝わるって嬉しいですよね無理に言わされる言葉には、伝えたい気持ちがこもりませんあくまでも子供の伝えたい気持ちが大事
間違えても否定はしません。修正を促し、プロンプトして成功体験に導きます「ちがうよ」なんて言われたら、もうやりたくなくなるよね
『緑、電車、下さい』のカードを指さしながら、「緑の電車を下さい」と声に出して言えるようになってきた子もいますよ『オレンジ、風船、下さい』の絵カードを指さしながら、発声しているかのような間を持って言語プロンプトしています
おやつを選ぶ場面では数も入れて要求を伝えます。おやつカードの中から好きなおやつを選んで『ハイチュウ、1,下さい』と三語文を作っています
PECSではコミュニケーションを育てます
生後6か月からコミュニケーションは出来ると言われています言葉は無くてもコミュニケーションは出来るんです
よくある質問「絵カードを使うと、言葉の発達を妨げることになりませんか?」
代替えコミュニケーション(サイン、ジェスチャー、絵カード)は言葉の発達を妨げません。それどころか、促進されたと、過去30年の研究で報告されています。1年以上PECSを使用した子供のデーターでは2/3自立的な言葉の発達があったとあります。