2020年4月28(火)

 

ひょんなことから、レギウス飼育が始まります。

地元、山口県下関市 「甲虫ミュージアム ムシランド」

夏期限定の昆虫との触れ合いイベントが毎年あるそうです。

 

しなしながらこの年、コロナの影響でイベントが中止に。

 

うちの母がムシランド関係者と知り合いで、その方が販売に回すはずだった大量のカブクワが余って困っているとのこと。

そこで、販売リストを見せてもらったのですが、そのなかからピックアップしたのが、「レギウスオオツヤクワガタ」でした。

ただのレギウスではなく、レギウスと呼ばれる個体です。

背中側、光の当て方にもよりますが、あまり強くは出ていません。

お腹を見るとっぽさが分かります。

 

直接生体を見に行ったのですが、なんと岩壁を爆破解体して砂利などを回収する現場の仮設事務所(?)の2階の一室に、

イベントに出すはずの昆虫がうじゃっと並べられていました。

そこの責任者の方が昆虫が好きでムシランドに協力してる様です。

 

私が今回購入したレギウスの詳細が知りたかったので聞いてみると、この子に限らず大半はヤフオク購入品だそうです。

そして落札画面と説明書きを見せてもらったところ、

 

レギウスオオツヤクワガタ単品♂

カメルーン産

CBF2

サイズ70ミリ(後に自分で計測すると約74ミリでした。)

孵化日2019年1月13日

羽化日2019年10月9日

種親♂74ミリ ♀46ミリ

購入先はGROWさん

両親黒目だが、兄弟に白目が出ている、とのこと。

 

つまりこの個体は

♂親WB(黒目)×♀親WB(黒目)から産まれたWBあるいはBBになるのではないかと思います。

この組み合わせだと兄弟にWW(白目)が出る可能性(25%)がありますので。

 

購入日が2020年4月28日なんで、羽化して半年以上経過しています。

ビークワ(26号、27号)を参考に、即ブリいけるかなといった感じです。

 

2020年5月12日

 

そうなると♀も用意しなくては!

レギウスホワイトアイ単品♀ 新成虫未使用

カメルーン産

CBF1

サイズ44ミリ

羽化日2020年5月3日

ということで、こちらもヤフオクで高評価が多い方から購入しました。

♂同様、裏側が赤みを帯びています。そしてホワイトアイ(WW)。

 

何がしたいかというと、自分のとこに巡ってきた黒目レギウスから、ホワイトアイレギウスを採りたい、という事。

ホワイトアイは他の種類にもいますが、ノーマルより個性的でなんか好きです。サイズが出にくいとかって漠然と聞いたことがありますが、初ブリードでサイズどうの言える立場ではないので、とりあえず無事ブリード成功してくれれば良いです。

 

今回もし♂がWBなら、♀WWとかけあわせてホワイトアイが出る可能性(50%)があります。

今回もし♂がBBなら、♀WWとかけあわせてホワイトアイがでる可能性(0%)は基本ありません。さらにもう一度インラインブリード(子WB×子WB)しなくてはなりません。

どうか、どうか、♂がWBでありますように!

 

 

 

あ、♀は新成虫なんで成熟するまで、羽化日から数えて半年空けます。

その間♂にはもう少し童の貞を貫いてもらいます。堪忍な……。金銭的にも状態的にもこの子が良かったんや……。

「まじスか・・・・・・。」