実は今、子供たちと元夫との面会交流を停止しています。

 

 

 

 

 

事の発端は、面会交流に行くと、長男が2回連続で体調を崩したことでした。(腹痛を訴えていました。)

 

2回目に関しては何かしらのウイルスに感染した可能性もあるので何とも言えないのですが、

 

元夫宅で夜中の2時に寝るなど明らかに生活リズムが狂っており、免疫低下したことによる体調不良も考えられました。

 

2回目の体調不良は回復にだいぶ時間がかかり、ふとストレス性のものか?と頭をよぎりました。

 

 

 

 

 

 

長男へヒアリング。

 

私「最近、何か解決できなくて困っていることない?」

 

長男「ない」

 

と。

 

私「(まさかとは思うけど、元夫宅で何かあった??)」

 

私「お父さん家で、お父さんからお母さんの事、悪く聞いたりしてる?もしかしたら、”お母さんに内緒で”とか言われてるかもしれないけど、もし言えるなら教えて?言う事で楽になることがあるかもしれないから。」

 

長男「・・・」(顔が曇り、一気に涙を溜める)

 

長男「あのね、僕が中学か高校に入ったら、お父さんと一緒に住む約束してるねんけど、そうなったら、お母さんともう会えなくなるからずっと怖かった!」

 

私「え?え?何の話?そんな話決まってないけど??」

 

長男「そういう話をお父さんとしてるねん!」

 

私「え?え?え?え~?!お母さんと会えなくなるわけないやん!」

 

長男「それが怖いねん!」

 

私「・・・。この話、お父さんといつしたの?」

 

長男「えっと…」

 

私「今年に入ってから?」

 

長男「ううん。もっと前。一年以上前。」

 

私「えっ?!そんな前から一人でずっと怖いと思ってたの?!」

 

長男「そう。」

 

私「そりゃ怖いわ!ひとりで抱えなくていいんだよ!大人でも無理だよ!」

 

長男「そうなん?」

 

 

 

 

 

 

 

なんてこと!!!と思いました。

 

一気に話した長男はさらにどんどん話してくれました。

 

元夫が「本来なら4人(私、元夫、長男、次男)で住まなければならないのに、お母さんがそれを許してくれない」と言っていること。

 

将来は4人で住むために、元夫は色んなことを頑張って辛い思いをしていること。

 

「お父さんはあんなに頑張ってるのに、どうして(お母さんは)お父さんを受け入れてあげないのか?」という長男の問い。

 

「僕だって4人で住みたい!」と懇願する長男。

 

 

 

 

 

 

元夫が私のせいで現状があると思うのであれば、勝手にそう思ってくれていい。

 

それで元夫なりに頑張っていることがあるのであれば、勝手に頑張ればいい。

 

 

 

 

 

 

だけど、それを子供に言うのは明らかに面会交流のルールから逸脱しており、許しがたいことでした。

 

長男の体調不良は、少なからず元夫の言動も影響している。

 

そう判断した私は元夫に面会交流の一旦停止を申し入れました。

 

私から言うと元夫が激昂するだろうことは想像できたので弁護士さん経由で先に伝えてもらい、

 

後に長男自ら「しらばくお父さん家には行かない」と伝え、今に至っています。

 

 

 

 

 

 

長男には素直にこう伝えました。

 

「今、あなたが気付かないところで、お父さんとお母さんの間でストレスを感じているように思うの。

 

それがお腹痛いとかの体調不良という形で出てきてるように思うの。

 

”お父さん家でも楽しいね。お母さん家でも楽しいね。”という安心できる環境を整えたいから、しばらくお父さんのところに行くのをやめようと思うの。

 

環境を整えたら、またお父さんのところに行けるようにするからね。」

 

と。

 

 

 

 

 

 

先日、面会交流の取り決めを行っている調停の期日があり、これまで決まってきた内容をリセットすることが決まりました。

 

調停員、家庭調査官から元夫への厳重注意があり、元夫から今回の件で反省文の提出が決まりましたが、

 

恐らく元夫は自分の言動の何が問題なのかはわかっていないだろうな、と思います。

 

どんな反省文が出てくるんだろう?と、悪い意味で楽しみにしている私がいます。

 

 

 

 

 

 

 

今回の件は私一人では到底対処できることではなく、沢山の人に話を聞いてもらい、アドバイスをもらっています。

 

その中で、長男を児童精神科に繋いでもおかしくない状態だよ、と助言をくれた人もいました。

 

 

 

長男は面会交流で体調を崩す前から時々喉の痛みを訴えることがあったのですが、その痛みが継続せず、そのことにずっと疑問を感じていました。

 

ある時、長男に聞いてみたんです。

 

「普通ね、喉が痛い時って風邪をひくとかで痛みが続くのよ。でも続いてないでしょ。痛い時ってどんな痛みなの?ひりひりする痛み?押しつぶされそうな痛み?」

 

長男は「押しつぶされそうな痛み」だと教えてくれたのですが、

 

これ、経験した人はわかると思うのですが、何かを言いたくても言えない時に喉がギュッと閉まるような、潰されそうになるような感覚を覚えることがあるんですよね。

 

これ、相当ストレスを感じていないとならない感覚のはずなんです。

 

それを長男は感じている。

 

長男が良からぬ状態にある。

 

この状態を長引かせてはならない。

 

そう思って相談したところ、これは「子供のヒステリーの症状」だと教えてくれました。

 

だからこその、児童精神科への繋がりのアドバイスでした。

 

私と元夫との間で板挟みとなって長男がストレスを抱えているのが明らかでした。

 

(余談ですが、最近は喉の痛みを訴えなくなりました。自分の不安、思いを表出できたからだと思います。)

 

 

 

 

 

 

だけど、今回わかったことですが、児童精神科って絶対数が足りていないので繋がるのは大変だということ。

 

新患を受け付けていなかったり、紹介状が必要だったり、初診まで数か月待ちだったり。

 

そうこうしている内に長男の体調が落ち着いてきたので、結局まだ児童精神科へ繋がっていません。

 

だからと言って何もしないわけにはいかないので、子供のカウンセリングが豊富な機関で話を聞いてもらって今後の行動を助言してもらったりと動いています。

 

 

 

 

 

 

 

私の周りでは元夫の人間性を危惧して「子供たちをお父さんに会わせる必要はない」という声が聞こえてきます。

 

離婚当初から「会わせるべきではない」と私に言い続けていた人は、「ほーら、こうなることは目に見えていたでしょ!」と言います。

 

私が寛大過ぎるからこんなことになったんでしょ、という声もあります。

 

どれも正論だと思います。

 

私の本音も実は「元夫に会ってほしくない」です。

 

 

 

 

 

 

 

だけど長男は今もお父さんに会いたいと思っていて、そこを無視することは私にはできず、

 

どこかのタイミングで面会交流の再開をしようと思っています。

 

そうなると、きっと元夫は長男にもっと良からぬことを吹き込むことは想像できています。

 

(長男が元夫に「会いたくない」と言えば、面会交流は即中止にしますが。そうなってほしいと願っている私がいます。)

 

その時に私はどう振る舞い、どう対応するのか、その引き出しを今、沢山作ろうと思っています。

 

また長男が私にも元夫にも話せずに悩んだ時に、話せる場所や人を見つけておこうと思っています。

 

面会交流一旦停止期間の今、その道筋を作る時間だと思って動いています。

 

 

 

 

 

 

 

どうして面会交流の実施に私が寛大になれるのか。

 

それは、私が父の存在に助けられての今の私がいるからです。

 

過干渉な母の元、毎日の生活が緊張状態だった私にとって、父との時間は大好きな時間でした。

 

父が私を構ってくれるわけでもなく、私が父に甘えることもしませんでしたが、

 

幼き私にとってただ父と一緒に過ごす時間は、本当にオアシスのようでした。

 

干渉されない、というだけで、父との時間は私にとって安心できるものだった。

 

(と書いたら父は亡くなっているようですが、今も元気です。今も父との時間はそんな感じです。)

 

何かをしてもらったとかそんなんじゃなくていい。

 

長男にとって父親と一緒に過ごすということは、良くも悪くも大きな意味を持っていると信じています。

 

いつか、長男が自分の父親がどんな人なのかを冷静に判断し、離れる決断をしてくれたらいいな、

 

なんて都合良すぎることを考えている私もいますが、

 

母親から無理やり父親から引き離されるのと、自分から気付いて父親から離れるのとでは、

 

きっと後者の方が納得できるものではないか?と思っています。

 

 

 

 

 

 

ちなみに次男は元夫から執着されていないからなのか、

 

離婚時に元夫の明らかな長男ひいきがあったからなのか、

 

はたまた本人の性格なのか、

 

「僕は(一緒に住むのは私と、長男と、次男の)3人でいい。」のだそうです。

 

「だって、お父さんとお母さん、一緒にいたら喧嘩するもん。嫌やし。」だそうです。

 

冷静に親の事を見ているものだな、と思います。

 

それでも、時にはお父さんに会いたい気持ちはあるようです。

 

元々面会交流は行ったり行かなかったりでしたが、しばらく中止していると、行きたくなるようです。

 

 

 

 

 

 

離婚後も本当に色々あります。

 

これでもか!というくらいに話題を振りまいてくれる元夫です。