2024年初出勤、無事に終わりました
たった三連休なのですが、土日祝日に関係ないドラッグストアという職種のため
普段なかなかまとまった休みがもらえないので、
久しぶりの業務に、みんなで「なんだか浦島太郎だね〜」と話しながら、
比較的混むこともなく、のんびりとした一日でした
同僚との話題はやはり、新年早々の悲しいニュースのことでした。
とくに、北海道は5年前に北海道胆振東部地震を経験しているので、
その時の気持ちを思い出して、改めて地震の怖さについて話していました。
地震についての悲しい話に触れたくないかたもいらっしゃると思うのですが、
自分が経験したことで、誰かの役に立つことがあればと思い、
書かせていただくことにしました。
地震の時になくて困ったもの
①携帯の充電
これが一番大きかったです!
いつもは寝る前に充電しながら寝るのですが、
そのときに限って、充電し忘れ、残り20%くらいでした。
1番困ったのが、安全確認のグループLINEでした。
地震が起きて、すぐに停電になってしまったので、
テレビのニュースで状況確認ができませんでした。
離れて暮らす家族の安全確認、職場や学校の対応、津波の情報、
携帯をフル稼働しなければいけないのに、
どんどん充電がなくなっていく。
そこに、幼稚園や習い事の、何十人もいるグループLINEから、
『無事ですか?』の安全確認が来て、
それの返事で、『無事です!』『無事です!』とピコピコなりだしたので、
正直困ってしまいました。
充電が本当になくなりそうだったので、一度グループLINEを退会して、
落ち着いてからまた招待してもらいました。
安全確認はもちろん大切なことで、返信がない場合、
近くに住んでいる人が救助に行ったりすることもできるし、
命を守るためにすごく大切なことだと思います。
なので、何が正解かはわからないのですが、
私のように充電がなくなって退会した人が何人かいたそうで、
そのあとからは、習い事のグループLINEは、
発信者が既読の数を確認するだけで、返信はしなくて良い
というように変わりました。
今は、グループLINEの他に、『らくらく連絡網』とか、
いろんな連絡方法があるのでもっと上手い方法が出ているかもしれませんが、
非常時は、相手の充電がないかもしれないということも考慮に入れることが大事だとわかりました。
②現金
地震が起きた日、私の職場のドラッグストアはお店を開けていました。
停電だし、てっきり休みになるのかと思っていたら、
こういう時こそ、必要なものを買いに来られるお客様がいるから…ということだったので、
まだ余震がある中、こどもを家に残せないので、
スタッフみんな、こどもを連れて、出勤しました。
でも、レジも冷蔵庫も照明も、停電のため使えませんでした。
お店の外には、開店前からお客様で行列になっていました。
薄暗いので、人数制限をして、順々にご案内し、
レジは非常時用の設定で、レシートも出ず、現金のみしか使えませんでした。
クレジットカードはもちろん、バーコード決済も、ポイントも使えません。
おまけにATMもやっていなかったので、お金もおろせませんでした。
それ以来、家に何かあった時用に2、3万円は現金を置いておくようになりました。
お店によっては、お釣りがないところもあったようなので、
千円札や100円玉で用意するようにしました。
③車のガソリン
これもすごく大事でした!
当時は、ガソリンを最後の1メモリになってから給油していました。
そしてよりによって、その時も1メモリでした。
職場が歩いていける距離ではなかったので、ガソリンを入れたいのですが、
ガソリンスタンドも、地震の影響でガソリンが届いていないそうで、
給油できるリッターが決まっているところがありました。
そして、同じようにガソリンを入れたい人が集中して、
ガソリンスタンドは何メートルも車が並んで渋滞していました。
そこに並んで待っているだけで燃料がなくなるので、
その日は諦めて帰り、なんとか地震後3日目に給油することができました。
当時、わたしの住んでいる地域では、
パンやおにぎりがほとんど売っていませんでした。
電気とガスが使えなかったので、すぐに食べられる食品はすぐに売り切れて、
店頭にほとんどありませんでした。
少し離れた場所には普通に売っているとのことだったので、
そこまで買い出しに行きたいけれど、燃料がないと行けないので困りました。
他にも、寒さをしのぐものや、照明、カセットコンロなど、
用意しておいて損はないので、地震のあとに一通りそろえました。