主人の遺品は
残したいものだけ残して
主人の香りがするネット
もうほぼ匂わないけれど…
今回は
あいうえおボードを
新しい訪看ステーションに手放すことにしました
これは以前の訪看ステーションさんの
言語聴覚士さんが作ってくれました
気管切開をしてから
声はスピーチカニューレでしか
話せませんが
文字盤でも練習をしました
するとなかなか文字がさせない
「あ か さ た な 」で探せないんです
主人
「あ か さ た な 」知らなかった(;゚Д゚)
だからひとつの文字を探すのに
凄く時間を要しました
あと
難しくない言葉だけれど
主人には、難しい言葉
例えば
「思いのたけを言ってください」
と言われても
その言葉の意味が
お恥ずかしながらわからないんです
私が通訳しないと
ちょっと難しい?
難しくないけれど
主人には難しい言葉
ある日
耳鼻科に主人と行った時
主人だけ診察室に入ったのですが
主人の説明が下手過ぎて
先生が切れだしたんです
「何を言ってるんだあなたは」
急いで診察室に入り
私が説明しました
😅冷や汗たらたらでした
国語理解レベルが
子供
私も人の事言えませんが
幼い子と話している
感覚は時々ありました
病気の内容も調べたりしない
自分が思い込んだら言う事は
きかないけれど
決めてしまったこと
自分のやりたくない事
それ以外は人任せでした
他には故人の愚痴になるし
今は悪いところは
忘れました
それが重く感じなかったので
多分それ以上に
可愛く思ったのかな?
私
旦那様としては頼りないけれど
患者さんとしては
努力家だったので
いつも褒めていました
リハビリだって
辛いのに頑張っていました
「にこちゃんは素晴らしい患者さん」
って
褒めていました
今日はグリーフケアに行ってきます
明日は半年 月命日です
お墓参りに
行こうと思っています
すごく昔のような気もする
時間の感覚が
わからなくなりました
にこちゃんが
迎えに来るまで
待っているね
95歳まで生きるって
本人は言っていたのに
叶わなかったね
でもね
にこちゃん
私の旦那様として
世界一