昨日友達に会って

物凄く元気になり

 

興奮して夜眠れないくらい

でしたが

 

すっかり朝には、そのテンションが

元の朝の嫌なもやもやになり

 

「やはり一人ぼっちだった」と

思うんです悲しい

 

 

昨日

友達に会って

彼女はイタリアに20年住んでいた

話を聞きました

 

卒業して縁が少し切れていたのもあり

Facebookで同級生と

繋がり再会できた人です

声楽家を副業として飲食の仕事を

していたそうです

小澤征爾さんとも舞台に一緒に出た

そうです

 

私は小規模に、区の演奏家協会の

所属程度の歌手として

副業の小さい規模でしか

活動はしていませんでした(;^ω^)

 

 

彼女はお父さんを、時々帰国しては

介護したり

お母さんと一時帰国しては

一緒に住むという介護スタイルを

取っていたそうでした

(お父さんは他界されお母さんは

施設に入っていて時々会いに行く

そうです)

 

 

主人の話をして

 

 

「大好きだったし、介護は大して

痰の吸引も主人は嫌がらなかったし

オムツ交換もそれ以外の事も

とにかく主人に降りかかる火の粉を

全て取り去りたいと

三男(私の元夫との子長男、次男)

と思って可愛くてたまらなかった

毎日好きだと伝えて

絶対に見放さないと伝えて

また生まれ変わっても絶対に

見つけ出して結婚しようね」と

伝えていたと

 

 

話したら

 

「かっちちゃん 凄い良いことしたね」と

彼女が涙ぐんで言ってくれました

 

 

「いやいや、もっと頑張ってる人は

(介護している人で)

もっとちゃんとやっているの」

 

「いや、かっちちゃんの旦那様は

かっちちゃんに介護してもらえて

幸せだったと思うよ」

 

 

そして

そのイタリアの彼氏も癌を患い

良くなったものの

後遺症が残り

お母さんの

介護のため一時帰国していた

時に

2020年に

急死なさって

彼の弟の奥さんから連絡を

もらったけれど

死因も、墓の場所も

彼女の置いてきた荷物も

 

結婚する時にもらう予定だった

指輪も

受け取れなかった

最期を看取ったのは

弟夫妻だったから

何も情報ももらえずに

との事でものすごく驚きました

彼女も泣いていました

 

そんなことあったなんて

知らなかった

 

 

(彼女と私は2018年の一時帰国

以降会ってなかったのです

彼がいることも

数人で会ったので

聞いていませんでした)

 

 

 

 

 

 

そんなこともあるんですね

海外だから余計

日本とは違いう文化です

彼女も乗り越えるのに

大変だったと思います

 

 

そして彼女は今

東北の震災のコールセンターの

仕事をしているとの事で

話が出て

うちの主人が東北の人で

前の奥さんに追い出されて

知らぬ間に籍を抜かれていて

離婚したことが恥ずかしくて

東北にいられなくなり

 

 

東京に出てきたこと

そして私と出会って

お互い再婚同士で結婚した事

 

 

一生帰らないと言っていた

東北に

2010年

「あなたの生まれた場所が見たい」と

東北へ連れて行ってもらったこと

実家の前まで行ったのに

二回素通りして

立ち寄らなかったこと

 

 

その翌年に震災に遭い

実家の心配をして

ネットに弱い主人はオロオロするだけで

私は必死で当時mixiに主人の

実家の知り合いを探し出すための

書き込みをして

いとこと繋がり

 

主人の携帯の中にあった

主人の弟の名前の電話番号に

(主人は当時、同一同名の

別人だと言い張っていた)

主人が寝た後電話してみて

弟が生存していたことを確認

して

 

 

主人の実家とも連絡が取れ

震災後新幹線が止まっている中

レンタカーを借りて

主人と実家へ向かったこと

 

 

元奥さんとの離婚なんて

実家では何とも思ってなくて

兄夫妻にも本家の親戚にも

逆に「東京のお嫁さん連れて来た」と

喜んでもらったくらいでした

 

弟の奥さんにも

「震災はつらかったけれど

帰ってきてくれた事が

嬉しかった」と

言ってもらえた事

 

当時の東北

 

道に乗り上げた船

こんな感じでした

 

 


 

その友達にも

「かっちちゃん

物凄く

凄い良いことしたね

よく頑張ったね」

 

 

抗うつ剤の副作用で

涙が本当に出にくくなっていたのに

ランチした場所にずっと居座り

号泣しました

 

 

「そうかな?良かった嬉しい

これって普通じゃないの?」

(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)

 

 

主人が後悔しなくても

あの時主人を説得しなければ

余計もっと私は自責していたと

思って

当時必死でした

 

 

「かっちちゃん

旦那さんはかっちちゃんに

看てもらえて幸せだったの

大好きとおもって必死に

やってくれて

自分でも亡くなる時は多分

わかっていたの

でもかっちちゃんと過ごせて

良かったと思っているんだよ」

 

 

と言われて

(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)

 

アイラインで顔が茶色くなるくらい

泣きました

 

 

私は

介護は大雑把で、もっとちゃんと

介護している方は

たくさんいます

 

本当に私でごめんね

という思いだったけれど

誰よりも主人を好きだという事は

間違いなかったのです

 

 

 

 

 

 

 

帰りに友達と学生時代の

話にもなって

大笑いしながら

 

私、卒業試験で

「夜女(魔笛の夜の女王のアリア

歌った時ね、歌詞間違って試験後

泣いた」と

意地悪な友達に

「泣いたってダメなのよ」と

言われたと

 

話した時

 

「え?かっちちゃん夜女

F(最高音五線譜の上のファの

一オクターブ上のファ)出たの?」

 

「卒業演奏会でも歌ったじゃん」(笑)

(音大は、卒論は無くて卒演)

 

全然覚えてなくて

大爆笑でした

 

音大って彼女も私も

 

いじめられキャラだったなと笑いました

 

彼女に

「かっちちゃんの笑った時に出るえくぼ好き」

と言われて

びっくり

 

縦長のえくぼ?

誰にも言われたことなかったのに( ´艸`)

 

魔笛の夜の女王のアリア

 

もうこの歌は歌えないけれど(´;ω;`)

 

 

昨日は友達に

よく頑張ったと褒められて

嬉しくて

 

 

でも今朝目覚めると

主人はいなくて

どよーんと

落ち込むんです

 

 

 

 

にこちゃん

毎日悲しくて寂しいけれど

私、模索しながら生きるね

 

悲しいけれど

悔しいけれど

にこちゃんは

説得に素直に聞いてくれて

結局実家に帰ってくれて

義兄夫妻と会ってくれて

 

私を支えてくれる

義兄夫妻と繋いでくれたのは

結局主人の、お陰だと

思うんです

 

 

色んないさかいも

全て主人は解決してくれて

三男のようだけれど

亡くなって私を支えてくれている

 

 

大好きだよ

今日も一日過ぎるよ

 

そちらに行ったら

ぎゅって抱っこしてね

 

あなたの前で

 

 

これを歌うね