気がつくと、そこは本番前の楽屋。
ピリピリした空気が部屋中に流れている。
他のグループの奴らは何回も打ち合わせしたり、リラックスしてくつろいでたり、歯を磨いて衣装に着替えたりして各々が本番に備えている。
オレらも当然ながら緊張してた。
「なんせこんな大舞台は初めてだからなー。緊張するぜー!」
メンバーが言う。
(遂にオレらもここまできたのか。今までよく頑張ったな。)
「よっしゃ!今日は今までで一番楽しい夜にしよーぜー!」
オレが喝を入れる。
その時の話の感じでは、どうやら自分達は最近ブレイクし始めた超大型新人として注目されているらしい。
今や、雑誌やテレビなどに引っ張りだこのようだ。
そうは言っても少なからず緊張はする。
それもそのはず、今日の舞台はそれまでやったことのない規模のステージなのだそうだ。
「次のグループは袖で準備してくださーい!」
とうとう出番。
スタッフの人達も忙しなくしてる。
みんな緊張してるのがこっちまで伝わって相乗効果でテンションが上がる。
はい、それでは入りまーす!
3、2、1、どうぞ!
次の瞬間、オレらは舞台に飛び出した。
「はいどーもー!」
(ん?なんか登場違くない?ステージめっちゃ明るいし客もみんな座ってるし、なんだこれ⁉︎いつもと違う。
まあいいわ。オレらはオレらの仕事をするだけだ。)
「えー、僕達ニコルと言いますよろしくお願いします。」
「いやー最近めっきり寒くなりましたねー。ホンマ冬到来って感じですわー!」
あ、いきなりMCから入るのねー。そーいうパターンねー。それにしてもなんだろうこの違和感。
なんで舞台の上コンデンサーマイク一本なんだろ。しかも5人いるはずなのに2人しか出てこない。何やってんだ他は( ゚д゚)
…お気付きの方もいるでしょうが、どうやら僕は何かの手違いで漫才師になってしまったみたいです。(笑)
「なんでやねん!」
相方の激しいツッコミが飛んでくる。
(え、てかなに?オレ漫才師?しかもボケ?しかも相方だけコテコテの関西人!その設定がなんでやねん!)
オレは色々と疑問に思ったが、ジャンルは違えどそこはステージの上。そこはもうプロ意識が働いて燃えたよね(笑)
おかげで客席はドッカンドッカン。
「どうも、ありがとうございましたー」
ようやく終わったようだ。
いつものライブは20~30分が当たり前なのに、今日は5分の漫才。しかし疲労度はいつも以上であった。
オレはそこでようやく目が覚めた。
それが今年最初の夢でした…
いや、確かに前日寝る前まで「べしゃり暮らし」読んでたけども!確かにお笑いは好きだしよく漫才ごっこ的なのもやってたけども!
それでもさ、そこはNICOLとしてデッカいフェスでやってる夢でしょ!
途中まで良かったじゃん!なんか期待しちゃったじゃん!
と、なんだかやり切れない気分になった朝でしたw
皆さんはどうでしたか?
いい夢は見れたかよ
(ゲットバッカーズ蛮ちゃん風)
知ってる人いるかな?笑
とにかく、明けましておめでとう!
今年もNICOLをよろしくねー!
ではまた(・ω・)ノ