こんばんは。Nicoli+のしもちゃんです
前回の「痩せと妊娠」の続きです。
母親の体型・栄養状態が、生まれた子どもの体質や病気のなりやすさに関与する?というお話です
妊娠前の体格が「低体重(やせ)」や「ふつう」であった女性で、妊娠中の体重増加が7kg未満の場合には低出生体重児を出産するリスクが有意に高いことが報告されています
以前は、妊娠高血圧症候群の予防のために体重管理が推奨されていたんですが、
今は痩せ型の妊婦さんが増えて、うまれてくる子の体重も減少
そのため、今は厳しい体重管理はされていません
(でも、だからといって妊娠中の急激な体重増加や肥満はよくありません
)
「低出生体重児」とは
→週数に関係なく、生まれた時の体重が2,500g未満の場合をいいます
母体の痩せ・低栄養は、子宮内の栄養環境が悪くなり、胎児が十分な栄養をもらえない状態で育ちます
そうすると、わずかでも栄養をもらえる時にしっかりと溜め込んでおこう!と体がプログラミングされるので、生まれたあと普通に食べていても太りやすくなるんです
また、将来的に将来高血圧や心筋梗塞といった虚血性心疾患など生活習慣病の発症頻度が高まるといわれています
低出生体重児で我が子が生まれたから、生活習慣病に必ずなるのか?というとそうではなく、
生まれた後の生活習慣に問題があった場合、それが引き金となって生活習慣病などの病気を発症しやすいということです
(難しいかな)
やはり、日頃の生活習慣や食事って大切なんだなぁと実感
太り過ぎだけでなく、痩せすぎにも注意ですよ
妊娠を計画されている方は、是非食生活や生活習慣を見直してみてくださいね⭐︎