おはようございます。
今日は「開く」ということを
考えてみます。
言葉のあやかも知れませんが
個人的には
回す
ではなく
開く
です。
どこまででも回すわけでは
ないので。
パラレルポジションから
1番ポジションに立ってみましょう。
この時に
ヒップで開こうとすると
(例えば、外旋六筋などで)
どうなるでしょう?
大腿骨頭が後ろに引ける、
または
向きが変わってしまいます。
その状態でいくら
開こうとしても
アンディオール
ターンアウトとは
言いません。
解剖学的には
外旋
していたとしても
外旋=アンデオール
ではない。
いろんな情報が溢れていますが
ここを整理しておかないと
ワケワカメ
または
バレエで求められている事とは
逆走してしまうので
注意‼︎
バレエでいう「開く」とは
大腿骨頭が前方に
押し出されることが
条件です。
たーだ、外向きにすれば
いいってモンじゃないワケ。
そーんな
品がないことはしないでね。笑
バレエって
奥が深いのよ〜
骨頭を押し出す仕事をする
ヒップの力(大臀筋)
脚を寄せて
股関節のスペースを生み出す
内腿(内転筋)
脚自体を前に押し出す
腿裏(ハムスト)
こうした役者たちがいて
そして
開く
に直接アプローチする
役者のご登場♫
となるワケです。
ヒップや内腿、腿裏は
アンディオールには
必須で必要なんだけど
彼らが直接、
開かせてくれるのではなく
環境作りのエキスパート
なんです。
環境作り、というと
軽く考えがちですが
八百屋さんなのに
店主はいるが、野菜がない
魚屋さんなのに
店主はいるが、魚がない
これでは
商売になりません。
それと同じ。
でも、
野菜や魚を売る
店主や店員も必要、
そんな感じかな?
つまり
どちらも必要ってことです。
忘れてならないのは
外旋=アンディオール
ではありませんよ
ってこと。
解剖学的とバレエ用語は
イコールではないということ。
もちろん
手助けになることもあるけれど
使い方によっては
トンチンカンな状態を招きます。
1番ポジションを取る時
大腿骨頭が後ろに倒れて
ヒップが膨らんでいないか
チェックしましょう。
そして
脛が立っているか、開いているか
チェックしましょう。
それがわからなければ
寄せる
脚の間をつける
など
出来ることからやっていきましょう。
⚫︎参考⚫︎







