おはようございます。
普段、ADLでの影響がバレエに及んでいますよ、というお話をしています。
例えば
・姿勢不良になっていませんか?
・片脚に寄りかかっていませんか?
ここを全く気をつけていないのであれば、間違いなくここからになります。
例外なく。
「気をつけていますよー」という方は、今日のお話に進んでください。
ADLでの影響がバレエに及んでいる、というパターンだけでなく、逆パターンが考えられる例があります。
※「足底と距骨」に参加された方は、補足としてお話ししますので、当日の内容を思い出してみましょう。
それは、バレエレッスンの特徴にあります。
他のダンスやスポーツと大きく違うことです。
さて、なんでしょう?
「片脚になる時間が長い」ということです。
片脚になることで、体にはどのような影響を及ぼしているのか。
ここに関しては、記事にしません。
※距骨にいらした方は、当日お話ししたこと、そのままでOKです。
あなたが、どの「段階」にいるかで、異なるからです。
ただ、どの「段階」にいたとしても、大人の場合は「寄り掛かり」と対決していかねばならないことは確かです。
いずれにしても、片脚の時間が長いことで、大腿・下腿・足首・足に、本来望まない影響を及ぼすことは確かです。
それは、関節にも、骨にも、筋にも。
「あなたの場合、どこに影響が出ているのか」、それは、実際にみてみないとわかりません。
そして、バレエで受けた影響を日常生活に持ち込むと、日常生活の方が時間が長い分、加速して影響が出ます。
普段から良い姿勢を取ろうとする、お腹を薄くするように心がける、両脚で立とうとする。
そうした心がけには賛成です。
ただし、バレエが上手になりたいからと言って「競技特性」、またはそれに近いものを日常に持ち込むことは、賛成できません。
本来持っていたはずの、あなたの体の機能を失ってしまうことさえあります。
ここは、しっかりと意識してください。
ここからは、「片脚の時間が長い」バレエレッスンでできる防止策についてお話ししていきます。
まず、通常のバレエレッスンは
・バーレッスン(バーワーク)
・センターレッスン(センタワーク)
この2つのフェーズで構成されています。
今回お話ししている点で、注意したいのは「バーレッスン(バーワーク)」です。
バーレッスンでのアンシェヌマン構成で、支持脚が変わることが多いクラスでは、さほど神経質になる必要はないかもしれません。
もちろん、片脚になることで一気に寄りかかってしまう場合がほとんどだと思いますが、時間としては短くて済みます。
※もちろん、片脚での立ち方は身につけてくださいね。
ずっと、バーの外側の脚を動かすケースでは、意識することが必要です。
ここからは、バットマンタンジュ を例に整理します。
プレパラシオン 5番
・両脚
↓
タンジュ
・片脚
↓
戻す 5番
・両脚
という流れの繰り返しになります。
この「5番=両脚(両足)」の際、意外と「両脚」になっていません。
とても多いのが、5番の形にはなっているけど、足裏が触れているだけで荷重はしていないというケース。
これだと、せっかく両脚に慣れるチャンスがあるのに、実質、片脚のままです。
確認してみましょう。
右足前の5番ポジションから
↓
右脚でバットマンタンジュ をします。
※どの方向に出しても構いません。
当然ですが、この時の支持脚は「左脚」です。
↓
右脚を5番に戻しましょう。
この時、右足は「床に触れているだけ」になっていませんか?
両足に荷重していますか?
怪しいな、と思う人は
「片足・両足・片足・両足…」と確認してみると、今までとは違うかも知れません。
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<2020年4月プログラム> より
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