おはようございます。
先生方と7月プログラムについての会議を連日。
バレエの特性的動きを身につけていくために、いろんな意見を聞いています。
今日のお題です。
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これは、しっかり改善していきます。
ええ、最近、私が誓ったことですわ!笑
ここを改善しないと、静止ならともかく、動作全てにおいてネックになってくるので、バレエとして上達したいのであれば、多少の時間はかかっても、絶対に何とかしておきたい。
全て筋による動作ではない I
バレエではなくて、日常生活で例えば、膝を曲げる・伸ばすという動作をする時。
入門書よりちょっとだけ詳しい本なんか開くと、筋の紹介で「ADLで用いる動き」なんていうのが出てたりします。
ADL=日常生活動作、なので、日常生活の動作で、この筋はこんな時に働いてますよーってことなんだけども。
全て筋による動作ではない II
ところが、専門書とかになると、膝の曲げ伸ばしは、重力によってなされてるとか、体重の重さの反動で行なっているとか、そんなこと書かれていたりします。
実際に、膝の曲げ伸ばしを筋によって行なっていたら、こんなに筋力不足な人が出るわけないです。
おじいちゃんおばあちゃん、年齢による筋力の低下はもちろんあるでしょうけれど、こんなに個人差があるのは、同じ動作をしていても、筋を日常的に使えているのか、重力や重さで行なってしまっているかの差も影響しています。
で、大人バレエに限らず。
バレエって「腰」が本当に重要。というか、バレエじゃなくても「腰」はあらゆるカラダを用いるもので重要。
「要」って書きますものね。
腰が入らない人の特徴の一つが、プリエによく現れています。
現状、こうなっています。
現状、あえてプリエを「膝を曲げる」というのであれば、体重をかけることで、膝を曲げている状態です。
柔らかいスポンジの上に、重いもの乗せたら変形するじゃない?スポンジ。そんな感じ。
つまり、膝を曲げるという動作が、主体的ではなく「受動的」になっているということ。
体重というものを、ドーンと脚に乗せられることで「はいはい、じゃあ膝曲げますよ」って感じ。
重さではなく、そのものの純粋な動きを。
体重をかけてプリエをすれば、そりゃブレるし、抜けるし、ポジションにも入れないってわけなんです。
動きを生み出すパワーも蓄えられない。
体重をかけた反動で膝を曲げた状態は、プリエではありません。
プリエがプリエで終わらぬよう、単純な膝を曲げるではなく「プリエ」にしていきましょう。
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