おはようございます。
バレエの特性を取り上げるプログラムでは、いかに皆さんのメンタルブロックを解除出来るかが一つのテーマになってます。
カラダや技術的なことを取り上げてはいますが、私達スタッフは、皆さんの前では言葉にしないことも、裏でジミーに練っています。
魔法にかかったように上手になる、ではなくて、自分の力で上達して欲しいので。
今日も先生たちと打合せに行ってきます。
では、お題に入りましょう。
================
目的地の設定。
カーナビを使う時、目的地の設定をします。
目的地までのルートはいくつかあるでしょう。
混んでいたり、工事をしている時は迂回する必要があるかもしれません。
ルートは大事ですが、それは、目的地あってのことですね。
素朴な疑問は大事にして。
脚を回して!
ひたすら言われたら「一体どこまで回せばいいんだ」と思う人もいるかもしれません。
先生、引き上げってどこまで引き上げたらいいんですか?引き上げ続けたら空中に浮いちゃいませんか?
嘘のようだけど、実際に大人バレエであった質問です。
バレエに慣れちゃうと「何言ってるの?」と思うかもしれません。
こうした疑問は、皆さんが思ってるよりも「核心」をついている場合もあります。
それは…これです。
制約なく、どこまででも脚を回したら、それは、ターンアウトでも、アンディオールでもなく「ガニマタ」になるでしょう。
何がどこから見えるまでやるのか、それをするための「ルール」を対にしてやっていれば「どこまででも」ということはないはず。
整理しよう。
課題となること。
↓
それらを可能とするために
・どのパーツで
・何をしたら良いのか
↓
↓
直接的・関節的な関わりとして
・条件となることは何か。
これらを逆算してやってみましょう。
まとめ。
カラダのことも、技術のことも。
本来、真っ先に知ってほしいことなのに、とっても欠けていることが多い。
着地点がどこなのか、まず、着地点を「みせる」ことは、ターンアウトの原理であり、制約ある芸術としての概念に繋がります。
=================
記事に関連したプログラムはこちら
(画像クリックで詳細へ)
●目的をはっきりと、バレエならではの足へ●
JBP info ↓↓





