おはようございます。

 

ずーっと、乾燥してますね。

肌が痒くなるくらい。

 

もうそろそろ、東京も

雨降ってくれないかな?

 

なんて思いつつ、

ま、降ったら降ったで、嫌なんだけど(笑)

 

今日のお題です。

 

 


 

===============

 

回転、いろいろありますねえ。

 

皆さんのレッスンで出てくるような

ものというと、

 

・ピルエット

・ピケターン

・シェネ

 

こんなところでしょうか。

 

いわゆる「ザ・回転!」

というものだと。

 

 

 

回転が出来るようにするには

どうしたらいいか?

 

って質問をですね

 

 

 

とあるダンサーがクラスで

おっしゃっているわけですよ。

 

(当時はアイドル的に

人気があったんですけどね、彼)

 

 

私、スタジオの外から

眺めていたんですけど

 

(当時は私も若かった!笑)

 

 

 

パッセがどうとか

ルルヴェがどうとか

スポットがどうとか

まっすぐ立つとか

 

そんなのやらなくても

回ろうと思えば回れる

 

って豪語したんですよねー。

 

 

 

で、本人

 

すんごい低〜いルルヴェで

パッセがぐっちゃぐちゃで

カラダは曲がってるし

頭は下向いちゃってるし

膝は曲がってるし

鎌足だし

 

ありとあらゆる

 

よくないとされるものを

詰め込んで

 

 

超高速で6回だったかな?

回ってました。

 

爆。

 

 

ええ、もはや

私は一人大爆笑で

 

ありえねー汗

って感じだったんですけど、

 

極め付けの一言が

 

 

 

みんな、回るために

あーだこーだ

考えているみたいだけど

 

ずっと立ってりゃ

回ることそのものは出来る!

 

 

 

・・・。

 

・・・。

 

・・・。

 

 

まあね、そうだと思うわ。

私もさ。

 

だけどさ、

 

それが出来んから

大変な思いをしてんだわ。

 

と思ったことは今でも忘れない

印象深い1コマですが、

 

 

 

でもね

 

 

すんごく、大事なことなんですよ。

 

回転自体の本質は

ルルヴェでも、パッセでも

なんでもないんですよ。

 

 

ピルエット回れるように

パッセをしっかりやって…

 

だいたいさ、バレエだって

 

アチチュードで回ったり

アラベスクだったり

アラセゴンだったり

 

 

いろんな形で回るわけだから

パッセがどうのこうのっていうのは

 

回転の本質的な話ではないよね。

 

 

 

それは、

 

パターンとしての「クオリティ」

に属する話。

 

 

 

ここは、分けて考えた方が

いいと思いますよー、後々のためー。

 

 

 

ま、あえて

この話の延長上に

 

私の意見を言うのであれば

 

 

 

一度作った形を崩さない

 

ここになるでしょうね。

 

 

 

回りながら何かをする

っていうのは

 

すでに

 

回ることに自信が持てているなら

いいけれど

 

そうじゃないなら

 

あえてやる必要もありません。

 

 

 

回転っていうのは、

回り始めて、形に入ったら

一番大事なのは

 

時間を止めること。

 

 

 

回り始めたら

「修正をしない」。

 

これ、大事。

 

 

 

それから

 

息を吐きながら回転しない。

 

 

 

まあ、カラダのことで言うと

 

単純にですね、

脚がどうこうよりも

 

ウエスト周りがコンニャクでは

安定しませんよねー。

 

ここには「骨」が「脊柱」しか

ないので。

 

 

なので、筋肉のコルセットが

必要な訳ですが、

 

これを、インナーマッスルで

なんとか出来るか?

 

 

無理でしょうね。

無理です。

 

 

実際に踊ってない人は

インナーで止めるって

言うかもしれませんけどね、

 

 

バレエの回転って

瞬間的なものですから

 

力で回るってことではなくて

現実問題、

 

パワーって使うんですよ。

どう考えても。

 

 

 

32回のフェッテとかって

ルルヴェが多くて疲れる

 

と言うよりも

 

回転そのものがパワー使ってるから

体力、消耗するんです。

 

 

 

なので

 

回転をなんとかしたい

カラダからのアプローチを

かけたいのであれば

 

表層にある筋肉から

見ていく必要はありますよ。

 

絶対的に。

 

 

 

 

腹直筋は、

腰折れにならないように前提として

必要ですし

 

腹斜筋は、特にプレパレーションで

働いている状態でないと

「回転」になりません。

 

腰方形筋が入っていなければ

回転中、肋骨が落ちてくるでしょうし

 

脊柱起立筋が活動不足なら

そもそも姿勢が崩れてしまうでしょうね。

 

 

 

これが全部ではない。笑

もちろん。

 

こうやってあげていくと

これ、全部やるの?!って

 

遠い目をしそうだけど

 

 

人間は、立った状態ですでに

単独の筋だけで

何かをするってことは「ない」。

 

 

なので、連鎖して活動する。

 

 

なんだけど

 

 

問題は、

●●が活動したら

□□も活動!

 

というように

 

こちらが望むマニュアルで

カラダが動いてくれるかどうか

ですね。

 

 

 

だから

 

一度、分解して

望む状態に再教育

していくんだなー。

 

 

長くなったので

この辺りにしておきます。

 

今日のレッスンあたりで

ピルエットする時、

 

降りる前に「1秒」だけ我慢

(長くではない)してから

 

フィニッシュに入ってみては

いかがでしょう?

 

 

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