舞踊、バレエに限らず

 

音楽、美術、スポーツ

その他諸々

 

「追求する」のであれば

 

とてつもない

集中力が必要です。

 

 

集中力が何か?という

とある実験で出た結果が

 

細かい事に気づけるか

という事だったらしいです。

 

非常に興味深い。

 

 

要は

 

細かいところに

気づけるってのは

 

全てのことに影響しますから

 

人との対応とか

気配りだとか

 

それだって

 

気づくことが

できるからこその話

な訳ですよ。

 

 

 

バレエのレッスンってさ

 

細かいことに気づける人は

それをどうするのかという

材料を手に入れて

 

どんどん自分で

変えていけばいいと思う。

 

 

教師だって人間さ。

 

明確・明瞭な教師もいれば

 

曖昧でぼんやりとしか

受け取ってない教師もいる。

 

 

細やかに気づける教師もいれば

そうでない教師もいる。

 

少なくとも

 

うちの記事を読む

教師っていうのは

 

何かに気づいてるんだと

思うよ。

 

そうじゃなきゃ

 

まるっきし教師向けでもない

 

ありきたりなことを

書いているわけでもない

 

ビジネスチャンスが

ありそうでもない(笑)

(うち、ビジネス交流会みたいな

 ものはやってないんで)

 

読むわけがないんだから。

 

いい先生だと思うよ。

 

 

もしかしたら、

何か変だ

と思っていても

 

バレエ界ではこうだから

が多すぎて

 

はっきりと言えないのかも

しれないね。

 

まあ、そうであれば

一人で悩まないでちょうだい。

 

数多くはなくても

そこ、見極めることのできる

教師もいますから。

 

遠いところから飛行機で

上京してきて

 

勉強してる先生もいますよ。

 

 

だからね、

大人から始めても

 

細やかなところに気づける人は

そこ、やったらいい。

 

やったほうがいい。

 

そうじゃなきゃ、

つまんないでしょ。

 

バレエ教師が

正解を持っているとは

限りませんよ。

 

痛いほど、

私が痛感しているんですもの。

 

ダンサーや教師を

神格化する必要なんて一切ない。

 

人として…というのは

もちろん必要だけども

 

神格化しているとね、

バレエ自体がダメになっちゃう。

 

プロはね、叩かれて叩かれて

成長していくものなんだから。

 

叩かれないってのは

プロとしては、むしろ寂しいこと。

 

それを嘆くんだったら

プロにならなきゃいい。

 

プロは、

10できても

たった1つできなければ

叩かれる

 

そういう厳しさがあるからこそ

成長するし

 

本当にいい人材が残れる。

 

今、違うでしょ?

 

何でもかんでも

敬い、奉ればいい

そんなもんじゃない。

 

1つ見誤ったら

仕事がなくなる

 

それは、

皆さんのお仕事だって

一緒でしょ?

 

教師やダンサーは

甘えすぎ。

 

生徒さんに甘えすぎ。

 

もちろん、

そうじゃない教師もいる。

 

でも、

 

そういう真のプロが

居づらくなっているようじゃ

 

本当にいいものは

見れなくなるし

 

指導して

もらえなくなっちゃうよ?

 

 

そういう意味でも

大人の人の考え方ってのは

 

バレエ界にとって

とっても大きいんです。

 

皆さんが思っている以上に。

 

 

だからね、

 

細やかなことに

気づける人は

 

突き進むべし。

 

私は、

それを手伝うことが

できる。

 

それだけのことを

してきたから。

 

それだけのオファーも

あったから。

 

それを振り切って

今、ここにいるのは

 

そういった大人だったり

教師だったり

 

本来、

正当であるべき人間が

正当であるようにしたいという

思いがあったから。

 

 

いるんですよね、

大人の人って。

 

この間も

 

「こう」と動いた時

「ああ!」と気づける人。

 

「こっちの方がこうじゃない?」

と言った時に気づける人。

 

素晴らしいよね。

勿体無い。

 

もちろん

 

「こうだと、こうなってるでしょ?」と

詳細に説明しても

気づけない人もいるんだけど

 

継続していくうちに

磨かれて変わる人もいるし

 

今までの「思い込みと洗脳」さえ

取れて来れば

 

だいぶ違ってくる。

 

もちろん、諦めちゃう人もいる。

 

 

 

よーく、考えてね。

 

いつの時代も

大人によって

バレエ界は変わってきたんだから。

 

そりゃ、今の時代

ジュニア相手の商売が

まかり通ってるのも

わかってますよ。

 

それに疑問を持つ

教師もいる。

 

真面目で、バレエに真摯な

教師ほどそう。

 

生徒の力量に

自分の力を托言けない人ほどそう。

 

それでもね

 

オペラ座のダンサーが

職業ダンサーとして

成立したのは

 

リファールが監督に

就任してから。

 

そう遠い出来事ではない。

 

 

今のバレエ界を築いた人物は

ほとんど

ディアギレフのバレエリュス出身。

 

だってさ、

 

先のリファールも

 

ロイヤルの創始者

ニネット・ド・ヴァロワも

 

アメリカの

ジョージ・バランシンも

 

みんなここの出ですよ。

 

 

じゃあ、

ディアギレフが

リファールが

 

ジュニア主体で物事

考えていたと思います??

 

そうじゃないでしょ???

 

 

じゃあ、バランシンが

国から補助を受けることばかり

考えてたと思います?

 

NYCBが某財団から援助を

受ける際の条件は

 

バランシンが正当な

給料をもらうこと

 

だったそうですよ。

 

 

それだけ、考えて考えて

自力でやろうとしてたんだからさ

 

環境のせいにして

 

日本はこうだから

バレエはこうだから

 

おかしいでしょ?

 

 

 

確かに、いますよ。

 

天才すぎて

生きている間に

何もかもが追いつかなかった人。

 

マイルスデイヴィスのように

周りから見たら

雲の上の神様になった人もいれば

 

ビルエヴァンスのように

生きている間は常に

時差があった人。

 

 

日本には素晴らしい教師は

います。

 

素晴らしいダンサーだっている。

 

ただ、埋もれすぎです。

 

彼らが正当な評価をされることを

心から願います。

 

 

 

そして、大人でバレエを

「追求している」皆さんへ。

 

細やかなことに気づける人は特に

何か変だと思ったら

 

自分の感を(勘ではない)

信じること。

 

曖昧ではダメ。

ぼんやりしたものではダメ。

 

明確に、明瞭に。

 

常に、追求する楽しみを

自分自身に見いだすこと。

 

思わぬ形で花開くときがきます。

 

私は、そのお手伝いができる

でしょう。

 

 

さらっと短く書くつもりが

珍しく缶ビール2本

空けてしまったので(笑)

ダラダラとなってしまいました。

(今、夜なので)

 

嫌なことでもあったんですかね?(笑)

 

まあ、

こんな考えもあるんだということで

流していただいて結構です。

 

せっかく読んでいただいたのに

身のある話じゃなくて

すみません。

 

 

 

message for sayuri.

あなたが、正当な評価を受けるべき人間であることは、私が一番よくわかっています。

最も、そうした場を用意できなかったことが、私のあなたに対する一番の心残りです。

それでも、あなたが小手先や表面のキャリアに縛られることなく、自らの道を見出していることには、嬉しく思っています。

そろそろ、キャリアの分岐点に差し掛かることとは思いますが、私に対する恩など、一切考える必要はありません。

なぜなら、私はあなたを一流のダンサーだと認めているからです。

かつての弟子だったからではなく、あなたには類い稀な技術と、センスと、何を学ぶべきか見極める力があるから。

そうじゃなかったら、あなたは、私の元に学びにはこなかったでしょう。

そのセンスが、あなたにはある。

私にはないものを、あなたは持っている。

あなたが、バレエやダンスの道を突き進もうとも、そうじゃない道を選ぼうとも、あなたの人生を生きなさい。

NYという土地が、あなたにとって受け入れることのできる地であるのならば、それは、私にとって、唯一救いとなる材料です。

ただ、あなたの壮絶な努力を見てきたからこそ、その環境を用意できなかったことだけが、本当に心残りです。

公に出したのには意味があります。

誰がなんと言おうと、自分の人生を生きなさい。

私からのメッセージが伝われば、幸いです。