5番ポジションで立ってみましょう。

腰骨の下に手を当ててみます。

 

 

窪んでいたらアウト。

 

 

 

 

同じように、タンジュをして

軸脚の腰骨の下に手を当ててみましょう。

 

 

はい、窪んでいたらアウト。

 

 

 

アウトというのは

「もうダメですよ」

ってことではありません。

 

 

まだ、あなたが

「良くなる余白がありますよ!」

って事です。

 

 

 

 

ネガティブにとるのか

ポジティブにとるのかは

 

あなた次第だけど。

 

 

 

 

さて、この「窪み」。

 

 

 

この「窪み」があるということは、

ストレッチなどをして

可動域を増やすのではなく

 

 

今現在のあなたの体の可動域を

使いきれていないということ

とも言えます。

 

 

 

 

ということは・・・

 

 

 

ストレッチなどをして

可動域を増やしても

 

ここが改善しない事には

バレエでの実際の可動性は

上がりません

 

って事を意味します。

 

 

 

 

なんて勿体ない話だこと!

 

 

 

 

この「外腿」に

寄りかかっている状態の人が

 

バレエクラスで受けやすい

サジェスチョンは何でしょう??

 

 

 

 

 

例えば

 

・骨盤をあげなさい

・お腹を引き上げなさい

・アンディオールしなさい

・内腿を使いなさい

 

ざっと挙げるとこんなところ

でしょうか。

 

 

 

 

もちろん

 

・膝の過進展(押し込み)

(バレエダンサーのX脚とは

 全く違います)

 

・下腹ポッコリ

 

・前腿が目立って太い

(ショートに使っている)

 

・脚が「O脚」のように見える

 

など、見た目へ大きな影響を

及ぼします。

 

 

 

 

つまり、

「スタイルが悪くみえる」

という事ですね。

 

 

 

 

技術的な事でいうと

 

・体がぶれる

・脚の角度が取れない

・足首がぐらつく

・膝下を用いる事が出来ない

 

などの問題に関わりますから

 

 

 

 

 

 

いわゆる

「しっかり立つ」

という事に対して

 

曖昧なままになってしまうでしょう。

 

 

 

 

 

 

この「外腿」に関しては

脊柱と同様に

 

 

大人の体(おおよそ18歳以上)と

子供の体では

 

 

同じ事をしていたとしても

視点を変えるべき

 

最も違いのあるパーツの

1つです。

 

 

 

 

 

子供の場合、

 

他の筋が弱いために

あるいは、

まだ追いつかないために

 

 

外腿に症状として

(痛みなどではなく

 バレエ的症状)

 

現れる場合があります。

 

 

 

 

大人の場合、

もちろんそうした事も

ありますが、

 

 

 

直接的に取り組んだ方が

ずっと話は早い事情が

あります。

 

 

 

 

それは「骨格形成」の

違いであり、

 

 

だからこそ、

特に大人から始めた人が

 

悩む多くの問題が

集約されているパーツでも

あります。

 

 

 

 

特に、

・トウシューズを履いている人

・今後履く事を希望している人

にとって、

 

 

 

この「外腿問題」に目処を

付けておかないと

 

 

 

脚部をまっすぐに使う事

が絶対的不可能に陥る為、

 

 

抜けている

 

このループから脱出する事は

実質的に不可能に

なるばかりでなく

 

 

 

 

全身の連鎖にまで

「強く」影響します。

 

 

 

 

外腿に関しては、

子供の頃からプロを目指し

教育を受けてきた

ダンサーであっても、

 

 

 

大人の体になった時点で

一度見直すべき部位になります。

 

 

 

その位、

骨格による影響が

出やすいのは確かです。

 

 

 

これ程までに、私が強く

言うのは

 

 

それだけ「差が出やすい」

と言う事が

 

 

経験上、

わかっているからであり

 

 

大人の体という性質上、

日本人という生活習慣上、

 

 

陥りやすい問題である事を、

指導の現場において

悩み続けてきたからです。

 

 

 

 

もちろん、

 

どこから取り組んでも

全身に影響を及ぼしますので

 

 

スタートはどこからでも

良いのですが、

 

 

 

 

ここに関しては、

直接的アプローチをかけないと

 

 

他からのアプローチで

理解する

 

 

というのは、

難しいと思います。

 

 

 

 

いつも真面目に記事は

書いていますが

 

今日の記事は特に

「大真面目」もいいところ

で書いています。(笑)

 

 

 

その位、

大事だって事を

言いたいんですけどね、

 

身体形成上。

 

 

 

 

もちろん、それぞれの

お教室でいろんな

 

サジェスチョンは

受けるでしょうけど、

 

 

それが「どういうことか」

という事も大切ですが

 

 

バレエをやるなら

どうしても譲れない

 

ということもあります。

 

 

 

ここまで言ったら、

あとは、どうするのか

 

それは、あなた自身が

決めればいいことです。

 

 

 

私に決定権は

ありません。

 

 

あなたの人生ですから!

 

 

 

 

 

◎譲れない身体形成。大人のカラダを知ることから。

 

 

 

 

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