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バレエシューズの選び方。

 

サイズやその他、よく言われているようなことに関しては、他の方にお任せします。

 

 

トウシューズに関しては、いろんな意見を目にする機会が多いと思いますが、

 

バレエシューズに関しては、あまりないようなので、参考にしてみてくださいね。

 

 

 

 

 

大人バレエの方が避けたいバレエシューズ。

 

 

 

その①

ヴァンプが深いものは、避ける。

 

 

ヴァンプが比較的深いシューズってあります。

 

足趾がコントロール出来ない状態で、このようなシューズを選ぶと、

 

ルルヴェやタンジュなどの動作で、足趾が丸まってしまうケースが、非常に多いです。

 

 

また、ヴァンプが深いと、足趾周辺に必要以上にスペースの「余り」が出る場合があります。

 

 

 

脛の伸筋が入っている人にとっては、うまく使えば、足にあうこともある思いますが、伸筋が入っていない・弱い段階だと、

 

つま先や甲を伸ばして見せようとして、屈筋ばかり使ってしまうケースもあります。

 

 

伸筋がしっかりと機能するまでは、ノーマルか浅めのものの方がいいでしょう。

 

 

足趾が長い人にとっては良いと思いますが、短い人、標準的な長さの人は、気をつけてみましょう。

 

 

 

 

 

 

その②

土踏まずが伸縮性のあるタイプ。

 

 

最近出回っているようですね。

 

ハイテクバレエシューズ(笑)。

 

ハイテクってほどでもないか。

 

 

これ、アーチをサポートするとか、そんなところなんでしょうけど、ずっとアーチをあげていたら、

 

逆に「筋の幅」が出せなくなります。

 

 

そして、これもそうですね。

 

土踏まずを無理やり、物理的にあげていくということは、屈筋を過度に働かせることに繋がります。

 

伸筋を優位にしたい大人にとっては、逆をいく目線です。

 

 

 

ちなみに、この手のタイプのバレエシューズをはくと、足裏が疲れる・つりやすい、という方。

 

いいと思います。

 

グッドです。

 

 

無理やりあげることは、考えなくていいです。

(荷重のバレエws  にいらした方は、アーチ、土踏まずに関してと絡めて考えるとおもしろいかも!)

 

 

 

足裏が固まらないようにしてくださいね。

 

ほぐすとか、そういうことではありませんよ。

 

 

 

 

 

その③

Vカットのもの。

 

 

Vカットのバレエシューズやトウシューズって、キレイに見えますが、

 

個人的には、日本人の足には向いていないように思います。

 

 

すごーく膝下が「まっすぐ」な人が履くと、キレイなんですけどね・・・

 

 

 

そして、大人バレエの方は特に、動作の中で「カマアシ」になってしまいがち。

 

Vカットって、足幅が見えない分、余計カマアシに見えやすいんですよ。

 

 

トウシューズにも言えることですが、生地が多いほど、気をつけるべきことです。

 

 

 

そして、Vカットにみられる傾向として、シューズの中で足幅を狭く使ってしまうことが、あげられます。

 

 

バレエシューズでは、足幅は広げるようにして使うべきです。

 

トウシューズでは集めます。

 

 

シューズの段階で、広げるように筋を使わないと、トウシューズで集めることができません。

 

筋の幅ができないので。

 

 

できれば、Uタイプの方が、無意識に狭めてしまうことは少ないように思います。

 

 

 

 

 

番外編

引き紐は、できれば伸縮性のある、ゴムタイプを。

 

 

必ずしも、というわけではありませんが、引き紐が伸縮性のないタイプだと、

 

ゆるくてガバガバしてしまったり、

 

逆に締めすぎて、かかとを圧迫してしまったり、

 

調整が難しいかな、と思います。

 

 

ぴったりしたシューズであれば、引き紐はいらない、という意見もありますが、

 

現実的に考えて、なかなか「ぴったりな」シューズがあるとは限りませんし、

 

何を優先させるかにもよります。

 

 

そして、足は常に同じではありません

 

日々、変わります。

 

 

普段、日中レッスンをしている人が、夜レッスンしたら、浮腫んでいて、シューズがきつく感じることもあるでしょうし、

 

その逆もあるでしょう。

 

 

身体形成で見ても、足趾の使い方を変えたり、ルルヴェの仕方を変えたりで、

 

自分に合うシューズというのは、変化して行きます。

 

 

短期間でサイズが変わる人もいるくらいですから。

 

ある程度、融通が利くようにするのが、現実的だと思います。

 

 

 

 

 

まとめ

大人バレエにオススメするための、バレエシューズの条件。

 

伸筋の活動を邪魔しないもの。

 

足趾の活動を邪魔しないもの。

 

 

シューズを選ぶ際は、足趾が圧迫されて、全く動けない状態でないか、確認しましょう。

 

意外と多いのが、アテールで立ったとき、足趾が曲がっていても気づいていないケース。

 

そこに合わせると、足趾を伸ばそうとしても、伸ばせるだけのスペースがシューズ内にはありません。

 

 

フィッティングの際に、必ず、アテールで立ち、足趾が伸びているか、手指で触って確認してください。

 

物理的に無理なものは、無理なので。

 

 

サイズをあげる際は、本当にサイズなのか、それとも、サイズはそのままでワイズをあげた方がいいのか、

 

両方とも、試してみましょう。

 

 

 

道具は使いこなすも、道具に振り回されるも、自分次第。

 

上手に利用したいものですね。

 

 

 

 

 

 

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