ドイツの哲学者 ニーチェの言葉。
「目標にとらわれすぎて人生を失うな」
今日の私には深い言葉。
山登りをする。目標は頂上。一心不乱に頂上を目指す。
途中にいくつもの美しい眺望があるのに、ただ次の高みへと上っていく。
頂上が唯一の美しい眺望かのように。
仕事の場合では、売り上げを伸ばすことだけがたった一つのなすべき目的のように錯覚してしまったりする。
しかし、そうすることで、仕事をする意味は失われてしまう。
心の余裕をなくし、合理的な行動することのみを重要とみなし、人間的な事柄までも無駄とみなして、自分の人生、自分の時間を失ってしまうようなことが起こっている。
人は何のために生きていくのか?
生きているのか?
人は必ず死ぬ。
死ぬために生きているのか?
違うと思う。
生きている間になすべきことがあるから、それを楽しむことが出来るから、生きているのだと思う。
次の世代へ何かを引き継ぐために生きているのだと思う。
人類も自然の中の登場人物。