眠い...... 寝不足です。
サッカー観戦が趣味の人、特にヨーロッパリーグに贔屓チームのある人には寝不足の日々が続いていることでしょう。 私の場合、今年はなんといっても「レスター」です、プレミアリーグ38節全試合を観ました。
観ているうちに「岡崎慎司」以外の選手の名前も憶えてきました。
UEFA EURO 2016 「フランス大会」。 今大会からレギュレーションが変り、参加国が24に増え、グリープリーグ3位の国から上位4か国がBest16に進めることになりました。 自然とレスター所属の選手が活躍している国を応援してしまいます。例えば「ヴァーディーのイングランド」、「カンテのフランス」、「フクスのオーストリア」etc…
昨日Best16が決まりました。
グループリーグとノックアウト方式のBest16からは別の大会の様相です。
90分で同点の場合は延長戦、それでも勝敗が着かなければPK戦です。 どんなドラマが待っているのでしょうか。
右ブロックは開催国のフランスやイングランドなど強豪国が揃い、準決勝まで目が離せません。
Best16で前回の決勝カードの「イタリア対スペイン」が対戦します。
左ブロックでは「クロアチア対ポルトガル」が注目を集めそうです。
ところで、何故ワールドカップやユーロは見ていてこんなに面白いのか......?
これは「映像の質」によるのが理由の一つだと思います。
ゴールの際は、選手達がピッチで喜ぶ様子に加え、ベンチの模様、サポーターの歓声… そしてゴールシーンを違ったカメラアングルで即座にスロー再生してくれます。まるでサッカーのドキュメンタリー映画でも観ているようです。
通常サッカー中継のカメラの台数は6~7台だそうです(1)。しかしワールドカップやユーロの映像はFIFA公認のHBS (Host Broadcast Services AGの略称)という会社が全試合の映像と音声を製作しています。 HBSは2002年には最大23台のカメラを使い、現在は35台以上のカメラを駆使し制作し、世界中のテレビ/ラジオ放送局に放送素材を提供しているそうです(2)。
実際に放送を見ながらカメラの台数を「予想」してみました。
メインスタンド サイド
●スタンド中央メインカメラ 1台
●スタンドカメラ 2台以上
●ピッチサイド 2台以上
リバースサイド
●スタンドカメラ 2台以上
●ピッチサイド 2台以上
ゴール裏
●固定カメラ 〈スチールカメラもありました〉2台以上 × 2
●ゴールネット左右固定小型カメラ 2台 × 2
ゴールポストやクロスバーにボールが当たった際映像が揺れています。
●カメラクレーン 2台
その他
●監督&ベンチ カメラ 2台
●サポーターカメラ 4台以上
●足元アングルカメラ 2台以上
●ピッチとスタンド俯瞰用固定カメラ 2台
選手紹介や各種スタッツの背景で使われています。
●上空カメラ〈ワイヤーで遠隔操作〉 1台
空を飛んでるように撮影するカメラが「フライカム」です。
「スパイダーカム」とも呼ばれているそうです(3)。10本以上のワイヤーで吊るして移動させて、レンズの向きを遠隔制御して撮影しています(4)。晴れた日の試合ではピッチに「フライカム」の陰が移動しているのが見て取れます。
●上空カメラ〈スタジアム全景俯瞰〉1台
開幕戦はヘリでしょうが、それ以外は「ドローン」で撮影かな…??
まだあると思いますが、これだけで30台以上です。
有名選手が出場している試合には、その選手だけを撮影する「専用カメラ」もあるそうです。
最後に優勝のニコラス予想は…
本命「ベルギー」 対抗「フランス」です。
nico
引用・参考
(1)さすが夢の祭典
http://www.nagoyatv.com/blogs/supoken_staff/category/%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC/
(2)2002年FIFAワールドカップ
http://www.abic.or.jp/old/reports/021/04.html
(3)スポーツ中継に使われる空飛ぶカメラ「フライカム」
http://www.unou-jikenn.com/blog/movie/3652/
(4)空飛ぶカメラ フライカム スパイダーカム
http://www.coza4.com/wp/?p=6994

