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『Benzo Case Japan』の主催者であるWayne Douglasさんが来週の月曜日(10月6日)第16回国際嗜癖医学会(横浜開催)で「意見発表」をされます。
以下『Benzo Case Japan』(1)より転載
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今年10月2日から6日まで、第16回国際嗜癖医学会(International Society of Addiction Medicine, ISAM)年次総会がパシフィコ横浜会議センターにおいて開催されます。
ベンゾジアゼピン系薬剤および類似薬剤の“不適切な処方”による危険性について注意喚起をするため、
2014年10月6日に、私(Wayne Douglasさん)は発表することを、とても光栄に思っております。
厚生労働省の皆さんへのメッセージ
この日本において、ベンゾジアゼピン系薬剤を含む向精神薬の不適切な処方により、甚大な被害が引き起こされています。実際に、私のところには、多くの薬害被害者から、必死に助けを求めてSOSのメッセージが送られてきます。
日本は、ベンゾジアゼピン系薬剤の処方について諸外国のような適切なガイドラインを策定しておらず、また、医療従事者にも適切な教育がなされていません。そのため、多くの医師はベンゾジアゼピン系薬剤の中毒性や離脱について殆ど何も知りません。依存症に苦しむ患者は救済されることはなく、多くが路頭に迷い独りでもがき苦しんでいます。その被害者の皆さんが、同じく被害者であるこの私に助けを求めるという事実こそが、今の医療システムに大きな欠陥のあることを明確に物語っています。
何故、私のような一般の英語講師である外国人が、国のやるべき救済を求められるのでしょうか?
ベンゾジアゼピン処方薬依存が引き起こす問題は、国民の生命と財産に関わる非常に深刻なものです。早急に、国が、ガイドラインの策定、医療従事者の教育、薬物離脱専門治療施設の設立など、適切な対策と対応を講じる必要のあることに疑いの余地はありません。
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(1)Benzo Case Japan
http://www.benzo-case-japan.com/isam-japanese.php