いろいろありましたが、アメリカ合衆国大統領・バラク オバマ氏の来日は
来週、「国賓待遇」での2泊3日に決まったようです。
いい機会なので、「アメリカ」とはどんな「国」なのか「予習」しておきましょう…
政府発表の「データや文書」を紹介しても「バイアス」がかかっているので、何かないかなと探していたら、
お気に入りの「海外ドラマ」・「ニュースルーム」(1)シーズン1の第一話、冒頭シーンに興味深い「台詞」がありました。
ニュースルームは、『ソーシャル・ネットワーク』のアーロン・ソーキンが手掛ける全米で話題の社会派ドラマ。報道番組の裏側でスタッフたちが日々のニュースをいかに伝えるかを描いています。(番宣抜粋)
ウィル・マカヴォイはACNの夜8時の人気ニュース番組「ニュースナイト」のニュースキャスターです。
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マカヴォイはある大学の討論会で「アメリカは偉大な国」だと信じる一人の女子大学生に厳しい口調で言った。
君は本当に信じているのか?
アメリカは偉大な国で、自由を享受しているのは世界で我々だけだと…
カナダにも自由はある、日本にも自由はある、イギリス、フランス、イタリア、ドイツ、スペイン、オーストラリア…
ベルギーにも自由はある。
自由は世界の主権国家207の内、180カ国にある。
アメリカが世界で一番だと示す根拠はなにもないということ。
読み書きは世界7位、数学は27位、科学は22位、平均寿命は49位、乳児死亡率は178位、平均世帯所得は3位、労働人口は4位、輸出は4位。
1番なのは、三つの分野だけ、
それは全国民に占める投獄者数の割合、
天使の存在を信じる大人の数、
そして国防費。 2位以下の26カ国の合計より多く、内25カ国は同盟国。
これは君みたいな二十歳の学生のせいではない…
にもかかわらず、君は間違いなく、これまでで「最悪の世代」の一員だ。
なのに君はこの国が「世界で一番偉大だ」なんて、君は一体何の話をしている。
大丈夫か!?
かつては、そうだった…
正義の為に戦い、法律の制定や廃止を、モラルに基づいて行い、貧しい人々ではなく、貧困と戦った。
己を犠牲にし、隣人を気にかけ、口先だけでなく行動し、常に理性的だった。
巨大な物を創り上げ、飛躍的な技術の進歩を遂げ、宇宙を探検し、病気を治して、世界一の芸術家や世界一の経済を育てた。
より高みを目指し、人間味があった。知性を求めることは決して恥ずかしいことではなかった。
選挙で誰に投票したかで自分を分類したりせず、容易く動じなかった。
それが出来たのは我々が情報を与えられていたからだ。
尊敬できる者たちによって…
問題解決の第一歩は、「問題を認識する」こと…
アメリカはもはや世界一偉大な国ではない…
いいかな…
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ちなみに、マカヴォイは精神科医にクロナゼパム (ベンゾジアゼピン系薬剤、日本国内では「ランドセン」「リボトリール」)とエフェクサー(SNRI、日本未承認)を処方され、スタッフには秘密に服用しています。
アメリカを「正しく認識」しましょう。
では日本はどうでしょうか・・・?
日本が「世界一位」
『航空会社の定時到着率』、『生命保険加入率』、『女性の平均寿命』、『自動販売機の数(人口比率)』、『携帯でのメール利用』、そして『コンドームの生産量・輸出量』…
「国民の幸福度」ランキング(2)では日本は90位 だそうです。
あ~ぁ
nico
(1)ニュースルーム
映画『ソーシャル・ネットワーク』『マネーボール』でアカデミー賞脚色賞に2年連続でノミネートされ、『ソーシャル・ネットワーク』で脚本賞を受賞した名脚本家、アーロン・ソーキンが企画・製作総指揮。
2012年6~8月に全米HBO局で放送されるやいなや、高いクオリティーが全米で絶賛され、第70回ゴールデングローブ賞TVの部でドラマ部門作品賞とドラマ部門主演男優賞にノミネートされた。 (WOWOW番宣抜粋)
(2)「国民の幸福度」ランキング
イギリスのレスター大学に所属する社会心理学分析の研究者エードリアン・ホワイト氏が、イギリスのシンクタンクのデータをベースに、約8万人に聞き取り調査を行った各種国際機関(ユネスコ、CIA、WHOなど)の発表済み報告書(100種以上)を分析。独自方法で計算した上で各国の「国民の幸福度」を順位付けした(※計算方法は非公表)。