今、「宇宙」ネタがちょっとした「マイブーム」です。
数日前に「宇宙カレンダー」という記事を掲載したら、またまた「ノーベル賞」級のニュースが報道されていました。
「始重力波:宇宙誕生時の痕跡観測・米チーム」(1) 毎日新聞 (2014年03月18日)
「宇宙誕生時の痕跡」だって
部分転載です。
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宇宙が誕生直後に急激に膨張したとする「インフレーション理論」を裏付ける直接証拠を初めて発見したと、米ハーバード大などのチームが17日、発表した。
急な膨張で発生した「原始重力波(2)」の痕跡を検出した。
同理論は、1980年代に佐藤勝彦・自然科学研究機構長や米国のアラン・グース博士らがそれぞれ独自に提唱した。宇宙創成期の謎を解明する重要な手がかりで、ノーベル賞級の成果として注目される。
現在、広く受け入れられている理論では、宇宙は約138億年前に誕生。その直後に急激に膨張し、火の玉のようになって大爆発(ビッグバン)を起こしたとされる。
その後の約38万年間は、電子などに邪魔されて光が進むことはできず、宇宙誕生直後の様子を知ることが極めて困難だった。
チームは、大気が安定している南極に電波望遠鏡を設置。ビッグバンの名残で宇宙誕生直後から存在するマイクロ波「宇宙背景放射」を精密に観測した。
その結果、マイクロ波の振動方向の分布が特定のパターンを描いており、原始重力波による影響と予測されていたパターンに一致したという。
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子どもの頃…
「宇宙は限りある大きさなのか?」
「もし、限りがあったら、その先は何があるのか?」
とか、
「ボクが死んだら、ボクは無くなちゃうの?」
「生まれる前、ボクは何をしてたの? 何だったの??」
「神様っているの?」
考え出すと、眠れませんでした…
ある意味で、「宇宙は限りある大きさなのか?」「ビッグバン以前には時間は存在したか?」
などの「疑問」は「不可知論(2)」的なもの…
全てを知ろうとすることが「人間の傲慢さである」と、説教オヤジに言われそうです。
しかし、そんな「不可知論」的なことを一生懸命に研究されている研究者がいらっしゃるんですね…
科学的に「検証可能」なエビデンスを探し出す。
今回は、
大気が安定している南極に電波望遠鏡を設置。
ビッグバンの名残で宇宙誕生直後から存在するマイクロ波「宇宙背景放射」を精密に観測した。
チームの一人は「干し草の山で針を探すようなものだった」と話しているそうだ…
敬服します。 ホント…
今、医療現場はEBM(evidence-based medicine)、「根拠に基づいた医療」が謳われています。
EBMとは、科学的に客観的な疫学的観察や統計学による治療結果の比較に根拠を求めながら、患者とも共に方針を決めることを心がけることです。
ろくに検査もしないで、「社会不安障害(SAD)」や「注意欠陥多動症(ADHD)」とか、
分けの解らない「病名」を付けて、向精神薬を「飲め! 飲め!!」という「精神科医」
「精神医療」は、科学的に「検証可能」なエビデンスのない、「フィクション(物語)」です。
精神医療の真実を「知れば知るほど」
「医療」とは呼べない「悲惨な物語」が隠蔽されている…
心の病は「精神科医」達に任せる「不条理」なエビデンスは、もう充分すぎるほどある。
「脳神経外科」や「神経内科」に携わる方々はどう考えているのだろうか…
nico
(1)「始重力波:宇宙誕生時の痕跡観測・米チーム」
http://mainichi.jp/select/news/20140318k0000e040183000c.html
(2) 重力波
重力波は非常に重い星などが運動する際、時間や空間の振動が周囲に伝わる現象、アインシュタインが一般相対性理論で存在を予言したが、これまでに直接とらえられたことはない。(引用 : 毎日新聞)
(3)不可知論
不可知論というのは、事物の本質は認識することができない、とし、人が経験することを越えることを問題として扱うことを拒否しようとする立場である。現代の哲学で言えば、哲学用語で言う現象を越えること、我々の感覚にあらわれる内容を越えること、は知ることができない、として扱うこと拒否する立場である。(Wikipedia抜粋)