デパス断薬1年経過 白髪頭に「黒い毛」が… | あなたは「幸せ」ですか それとも「不幸せ」ですか...  ニコラスの呟き...

あなたは「幸せ」ですか それとも「不幸せ」ですか...  ニコラスの呟き...

いつの間にか前期高齢者になっていました。65年以上生きてみると 色んな事を経験しました。「達成」「失望」「離別」「病気」...
それぞれの経験に意味があると最近思います。お会いすることのない、どなた様かのお役にたてば幸いです。      

昨年の35日に、全ての向精神薬を断薬し、最後のクスリ「デパス」を止めて一年以上が経過した。

 

向精神薬による全ての「副作用」と「離脱症状」からの回復は、時間と共に良くなるという、決して単純なプロセスでありませんでした。

 

それは、「良くなったり」「悪くなったり」の繰り返し…

確かに時間経過に比例して良くなりましたが、症状を感じる「度合い」は日によって異なることを度々経験しました。

 

ただ、一年を振り返ってみると、

時間の経過とともに「気分が良い」と感じる時間は日に日に長くなっていったと思います。

 

何度も、述べていますが、精神科の処方する向精神薬の「減薬・断薬治療」は、

「薬を飲むのを減らせばいい、止めればいい」という単純なものではありません

 

「断薬」は、強いて言えば「スタート台」に立ったに過ぎません。

 

早寝早起きの「規則正しい生活」、散歩やサイクリング等の軽めの「有酸素運動」、魚食を増やすなどの「食生活の改善」

 

それらが複合的に作用しあい「身体の異変」を改善してくれるものだと感じています。

 

一つ一つがジグゾーパズルのワンピース、一つ欠けても「回復」に支障をきたすと思います。

 

 

ところで、ビタミンの中で、「ビオチン(biotin)」と呼ばれるビタミンがあります…

 

ビオチンとはビタミンB群に分類される水溶性ビタミンの一種で、ビタミンB7とも呼ばれますが、単にビオチンと呼ばれることが多いそうです。

 

ビオチンは皮膚に生じる炎症を防止する因子として発見されたもので、細胞の成長を助け、皮膚や爪、毛髪を健康に保ち、筋肉痛を和らげる効果があり、アトピー性皮膚炎・花粉症にも効果がると期待されるビタミンだそうです。

 

一日の摂取目安量は、成人で45μg(マイクログラム)、腸内細菌叢(さいきんそう)により供給されるため、通常の食生活において欠乏症を起こすことは稀だと言われています。

 

1mg = 1,000分の1g ( 0.001g ) 1μg = 1,000分の1mg ですから

45μg 0.045mg となります。 本当に微量です。

 

腸内細菌叢とは…

ヒトや動物の腸は、摂取した食餌を分解し吸収するための器官であるため、生物が生育するのに必要な栄養分が豊富な環境である。このため、体表面や泌尿生殖器などと比較して、腸内は種類と数の両方で、最も常在細菌が多い部位である。この多様な細菌群は、消化管内部で生存競争を繰り広げ、互いに排除したり共生関係を築きながら、一定のバランスが保たれた均衡状態にある生態系が作られる。このようにして作られた生態系を腸内細菌叢と呼ぶ(1)

Wikipedia抜粋)

 

抗生物質等の服用により腸内細菌叢に変調をきたすと欠乏症を示すことがあると「医学サイト」に載っていました。

 

「抗生物質」がそうなら、「向精神薬」も「腸内細菌叢」の生態系を乱すと推測するのは無謀な考えではない…

 

下記の向精神薬を処方され服用していたとき、わたしは本当に「酷い便秘」になっていた…

パキシル(SSRI20mg × 1

リフレックス(NaSSA)15mg × 2錠

ドグマチール(ベンゾアミド系抗精神病薬) 50mg × 3(毎食後)

デパス(エチゾラム)1mg × 3(毎食後) 

 

どの向精神薬が、私の「腸内細菌叢」の生態系を乱したか「断定」できないのだが、体感的に「ドグマチール」が主犯ではないだろうか…

共犯は「パキシル」、脳内の受容体を塞ぐのなら、腸内の細菌を死滅させることもあると思う。

 

ビオチンは腸内細菌によってつくられるビタミンです、このため、便秘などで腸内環境に問題があると不足・欠乏を招くこともあるそうです。

 

欠乏すると下記の症状が現れるそうだ…

 

白髪、脱毛、湿疹あるいは炎症など皮膚症状、結膜炎、筋肉痛、うつ状態…

 

ビオチン不足は、様々な健康障害の原因となり、白髪やしわなどの老化を促進させて、代謝を悪化させて肥満などの原因にもなるとされています。

 

ビオチンの不足が体調不良の原因になるのは、代謝の異常も引き起こす事でエネルギー不足や血液中の老廃物の処理などが行えなくなることが、体調の悪化の原因とされています。

 

また、肉体的な影響だけでなく、うつ病などの精神疾患の原因にもなる事も分かっています。

 

驚くほど「向精神薬の副作用・離脱症状」と合致する…。

 

白髪、結膜炎、筋肉痛、うつ状態は私も苦しめられた。

 

検索サイトで「ビオチン」と入力すると、色んな情報(2)を見ることができます。

何故、ビオチンを調べたかというと…

 

私は「白髪」が多い(黒い頭髪に白髪が混ざっている状態)ほうでした。

 

うつ状態になる前、散髪は20年以上の付き合いのある美容師さんの店に通っていました。

髪形や髪の色も、全てその美容師さんに任せていました。

白髪混ざりのグレーヘアーも悪くないと思いましたが、その人の「お勧め」で、少し緑色の混ざったダークブラウンに染めてもらっていました。

 

向精神薬でゾンビになり、地下鉄に乗って美容院に行けなくなり、いつのまにか私の髪の毛は「真っ白」になっていました。

 

ホントに全部「真っ白」に・・・

 

しかし、向精神薬を断薬し、9か月を経過した頃から、頭の天辺や前髪に

数十本、「黒い」髪の毛が生えてきたのです!!!

 

還暦前の「オッサン」ですから、頭髪が真っ白になった後は、

抜けて、「ツルッパゲ」になるしかないと諦めていたのですが・・・

 

明らかに「ビオチン欠乏症」の「白髪」が改善されたことを体感したのです。

 

向精神薬はホントに「危険なクスリ」です。

 

何度も、何度も「呟き…」ます。

 

向精神薬は「クスリ」じゃない、「毒」である・・・ と。

 

  nico

 

追伸

 証拠写真を撮ったのですが、「オッサンの頭毛」など、人様にお見せするもではない…

 と思い。 掲載は止めておきます。(笑)

 

 

(1) 腸内細菌

腸内細菌とは、ヒトや動物の腸の内部に生息している細菌のこと。

細菌だけでなく酵母など菌類や、細菌に感染するファージなども混在してバランスを形成しているため、腸内常在微生物叢、腸内フローラ、腸内ミクロフローラなどという用語がより厳密ではあるが、一般にはこれらの細菌以外の微生物も含めて腸内細菌叢と呼ばれることが多い。(Wikipedia抜粋)

 

(2)ビオチン不足していませんか?

http://www.ofrp.net/biotin/biotin01.php