ADHD治療薬は中枢刺激薬(リタリン・コンサータ等)から非中枢刺激薬のNRIに移行しているようだ…
代表的な「クスリ」はイーライリリーが製造販売する「ストラテラ」である。
一般名は「 アトモキセチン塩酸塩」。
ストラテラは ADHD治療剤として世界初の「非中枢神経刺激薬」であることを「売」にしている。
「ストラテラ」のことを調べていたら、イーライリリーの2012年8月に報道機関向けの「資料(1)」(プレス・リリース)を見つけた…
『成人期(18歳以上の)ADHD患者にもストラテラを提供できることになり、「ストラテラカプセル40mg」を発売した』という内容である。
ストラテラの「薬理作用」をプレス・リリースより抜粋すると…
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ストラテラの薬理作用
AD/HDには、脳内、特に注意および行動制御の調節を行っているノルアドレナリンやドパミンなどのカテコールアミンが関与しているものと考えられています。ストラテラは、ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(NRI)です。ノルアドレナリンの神経終末への再取り込み過程を選択的に阻害します。
ストラテラは、中枢刺激薬とは薬理作用が異なることから、非中枢刺激薬として分類。
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『ノルアドレナリンやドパミンなどのカテコールアミンが関与しているものと考えられています。』
理論崩壊している「モノアミン仮説」だから
「関与している」とは書けない…
考えるだけなら、私にもできる…
医療系サイトの「薬の情報・専門薬学」(2)には
もう見るのも辟易する「例のイラスト」が・・・
「アトモキセチン」が「トランスポーター」を塞いでいる「電子顕微鏡」の写真でも載せて欲しい。
そんなに都合よく、「ノルアドレナリン・トランスポーター」だけを塞ぐのか・・・???
SSRIでは、「血小板」に作用しているという「研究論文」もある・・・
安全性評価対象例392例(日本人患者278例を含む)中315 例(80.4 %)に副作用が報告
これって「もれなく副作用」に近いな・・・
小児期にAD/HDと診断された患者のうち約50~70%は成人期(18歳以降)にまで症状が持続することが示唆
クスリ飲んでも治らないことを製薬会社が認めている・・・
6歳未満の患者における有効性及び安全性は確立していない
では7歳では「安全」という科学的証明を聞きたいものだ・・・
もう、答えは出ている。
精神医療に近づけば「悩める健康人」
そして「元気過ぎる子ども達」は
必ず「病気」にさせられて、「危険なクスリ」を飲まされてしまうのです・・・
nico
(1)日本イーライリリー 2012年8月24日:プレス発表資料
https://www.lilly.co.jp/pressrelease/2012/news_2012_120.aspx
(2)薬の情報・専門薬学
http://kusuri-jouhou.com/medi/sonota/strattera.html
