全ての精神科医が・・・ | あなたは「幸せ」ですか それとも「不幸せ」ですか...  ニコラスの呟き...

あなたは「幸せ」ですか それとも「不幸せ」ですか...  ニコラスの呟き...

いつの間にか前期高齢者になっていました。65年以上生きてみると 色んな事を経験しました。「達成」「失望」「離別」「病気」...
それぞれの経験に意味があると最近思います。お会いすることのない、どなた様かのお役にたてば幸いです。      

「反精神医療」のブログなどに書き込まれる批判的なコメント・・・


度々、見られるのが

「全ての精神科医が悪いのでしょうか・・・」

「全ての向精神薬が危険なのでしょうか・・・」



確かに「精神科医はヤクの売人」「精神科医を全否定」するブロガーも一部にはいらっしゃる。



全ての精神科医が悪いのであれば、「精神医療」そのものを廃止し、「精神科医の医師免許」を剥奪すべきだろう。



私はそんなことは言ってはいない。



脳が身体の「一部位」である以上、「脳の病気」は存在するだろう・・・



ただ「精神」という科学的に「未知の領域」の病を、全て「精神科」の領域だと主張する、「精神医療」に異議を唱えている。



どのような職業であろうと「良し悪し」はある。

良い「教師」もいれば、悪い「教師」もいる・・・

良い「警察官」もいれば、悪い「警察官」もいる・・・



良い「経営者(社長)」もいれば、ブラック企業の「社長」もいる・・・



良いレストランの「料理長」もいれば、食材の偽装表示をする「料理長」もいる・・・



良い「お米屋」さんもいれば、古米を「新米こしひかり」だと嘘をついて売る「米屋」もいる・・・



職業に限らず

良い「酔っぱらい」もいれば、酒癖の悪い「酔っぱらい」もいる・・・



良い「ドライバー」もいれば、飲酒運転をする「ドライバー」もいる・・・



飲酒運転をする「ドライバー」は、全ての自動車を運転する者の総数からすれば、微々たる数字であろう・・・



しかし、飲酒運転に起因する「交通事故」が、社会に与える影響を考慮し

道路交通法は度々「改正」されてきた・・・



「教師」や「警察官」倫理観や使命感を必要とされる「職業」だと思う。



だから、「先生」と尊敬を込めて呼ばれ、「おまわりさん」と特別な親しみを持って呼ばれるのだろう。



「教師」や「警察官」の不祥事がマスコミに大きく取り扱われるのは、

それがごく限られた「一部の人」であっても、

「教師」や「警察官」が不祥事を起こすということが見過ごすことができないのは、

「社会規範の維持」という考えが根底にあるのだと思う。



精神科医に限らず、全ての「医者」と呼ばれる者も同様である。



高い「倫理観」、生命に対する「尊厳」。人の命を救いたいという「使命感」・・・

これらを持ち合わせているという前提で「先生」と呼ばれているのだと思う。



私の場合、四人目の精神科医でやっと「減薬・断薬治療」に理解のある医師にめぐり会えた・・・

確率で25%である。



もし最初の精神科医が「良い医師」であったのなら、あなたは「幸運」であり、

「ニコ呟・・・」のような「反精神医療」のブログを読む必要なんてない。



「精神医療」という名前を「道路」に名付けるのなら

その道路にはあまりに多くの「飲酒運転」「スピード違反」が横行している・・・

「死亡事故」「ひき逃げ」も多発している・・・



道路交通法にあたる「医師法」は全く機能していないのが「精神医療」である。



にもかかわらず「うつは心のカゼ」「うつはからだの病気でもある」などと「危険な道路」へ手招きしている・・・



それが「精神医療」である。



そんな「危険な道路」を「渡りなさい」と子ども達に言う事は、私には到底できはしない。



故に「精神科・心療内科」には行くな



近づいてはダメだと、日々呟いている・・・



nico