『うつ病・こころとからだ』というサイトの「症状チェックシート」
5ページありましたが、やってみました・・・
「軽いうつ病の疑いがあります」
「早めに専門医に相談してみましょう」 だって
専門医って「精神科医」でしょ 勘弁してよ・・・
行けば「サインバルタ」(デュロキセチン)を処方されてしまいます。
デュロキセチン(Duloxetine)は、セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)と呼ばれる第三世代の抗うつ剤の一つです。
イーライリリー社によって1980年代後半に合成され、1988年に開発がスタートしましたが、1996年にイーライリリー社は開発から退き、日本での塩野義製薬の単独開発が始まりました。
その成果を見たイーライリリー社は1999年に再開発を始め、2001年にFDAに申請、2004年4月に承認されました。
日本では2010年4月にデュロキセチン塩酸塩として、イーライリリー社及び塩野義製薬からサインバルタ®の商品名で処方されています。
(部分引用 : Wikipedia)
SNRIもSSRIと同じような作用機序のクスリです。
これらが、セロトニン・ノルアドレナリンのトランスポーターを塞ぐというのは、
何度も言っていますが「仮説」に過ぎません。
この「モノアミン仮説」は専門家の指摘によると、既に崩壊していると言われています。
「穴を塞いで、何かを増やす・・・」
このような「作用機序」自体が「危険」な考えだと思います。
それより「セロトニン」を直接摂取するとか、「セロトニン」が増える食材を食べる方が、効果が高いのでは・・・
と素人ですが感じてしまいます。
そして、そして体内に取り込まれた「SSRI・SNRI」が他の部位にどんな影響を与えるのかは定かではないのです。
『うつは、体の病気でもある。』
このメッセージは「医薬品の処方」へ繋がります・・・
これらは「巧妙」に仕組まれた「広告」です。
「TVCM」・「バナー広告」 → 「サイトへ誘導」 → 「精神科へ誘導」 → 「医薬品の処方」
これら一連の広告は、一つ一つはセーフでも、流れ全体を一つの「広告」としたとき
薬事法「医薬品に関する広告規制、第66条」に抵触しないのだろうか・・・?
薬事法には、
第66条
1 何人も、医薬品、医薬部外品、化粧品又は医療機器の名称、製造方法、効能、効果又は性能に関して、明示的であると暗示的であるとを問わず、虚偽又は誇大な記事を広告し、記述し、又は流布してはならない。
2 医薬品、医薬部外品、化粧品又は医療機器の効能、効果又は性能について、医師その他の者がこれを保証したものと誤解されるおそれがある記事を広告し、記述し、又は流布することは、前項に該当するものとする。
製薬会社は「これは虚偽でも誇大でもありません」「処方するのは精神科の先生です・・・」
と言うのでしょうね・・・
「精神医療」は何度、同じことを繰り返すのだろうか・・・
日本の殆どの精神科医はクスリを処方するしか「診療技術」を知りません。
「5分診療」では、充分な検査やカウンセリングは到底無理なことでしょう。
同じ症状を訴えても「精神科クリニック」が変われば「病名」「クスリ」が違うという話は何度も聞いたことがあります。
「眠れない・・・」 それは大変 精神科へ
「頭痛がする・・・」 辛いでしょう 精神科へ
「肩がこる・・・」 だったら 精神科へ・・・
許容できない頻度の「副作用」
陥りやすい「薬物依存」
そして「減薬・断薬治療」の辛さ・・・
これらの事実を「隠匿」し続け、プロパガンダを続ける製薬会社に
私はコンプライアンス(法令順守)の精神を微塵も感じることはできないのです・・・
Nico