「杜撰」(ずさん)、難読漢字の部類に入ると思う・・・
何故このような「漢字」なのか、由来を調べてみた。
杜撰の「杜」は中国宋の時代の「杜黙」(ともく)という詩人を表し、「撰」は詩を作ることで、
杜黙の作った詩は、当時の詩の様式に合わなかったという故事に由来するとされます。
「杜撰」とは、いい加減なさま、誤りが多い事を表します・・・
ところで、精神科医の意見は「杜撰な意見」が多い。
先日、「うつに非ず」(野田正彰 著)を読んでいて、典型的な「杜撰な意見」に遭遇しました。
「自殺で亡くなった人の7割は精神科を受診し、治療中だった・・・」という「ニコ呟・・・」でも紹介した、「全国自死遺族連絡会」の聞き取り調査に対して
「がんで亡くなった人の7割はがん専門医を受診し治療中だった・・・」(うつに非ず・162P)
杜撰というよりも「程度の低い詐欺師」の論法と言ってもいい・・・
この杜撰な意見は、国立精神科治療薬・神経医療研究センターの
自殺予防総合対策センター「川野健治」のものである・・・
あんた、何を言いたいの!!??
川野の意見は、どうしようもなく、いい加減で誤りが多い意見だ。
軽度のうつ病・うつ状態は「時間クスリ」でほとんど治る。
がんは、自然治癒は極めて稀で、治療をしない場合高い確率でがんは肥大化する。
「杜撰」とは、いい加減、誤りが多い事、また「がん」を例に出すことが「悪質」に感じる・・・
「がん」は悪性腫瘍なので肥大化や転移する前に発見すること、つまり「早期受診」は有効である。
しかし「うつ状態」は1カ月ほどの安静と生活改善でほとんど治る。
安易に精神科を受診すると、私の様に向精神薬を処方され医原性の「うつ病」になってしまう。
「モノアミン仮説」もそうだけど、精神科医って輩はどうして「どうしようもなく、いい加減で誤りが多い」ことばかり
いつまで言うのだろうか・・・
このような杜撰な精神科医が我が国の「自殺対策」に係わっている。
「自殺が減らない」のも納得がいく・・・
なのに「自殺対策費」は年々増えている。
平成23年 約134億円
平成24年 約186億円
平成25年(予算) 約287億円・・・
『自殺対策関係予算』(1)(2)を見てみたが、到底有効に使われているとは思えない・・・
そりゃそうだな、国立精神科治療薬・神経医療研究センターの理事長が製薬会社と「利益相反」関係にある「あの樋口輝彦」なのだから・・・
この国の「杜撰な自殺対策」は、まだまだ続くのだろう・・・
Nico
引用 : 「うつに非ず」講談社(野田正彰 著)
(1)平成24年度自殺対策関係予算案額(PDF)
http://www8.cao.go.jp/jisatsutaisaku/yosan/pdf/h24-yosan.pdf
(2)平成25年度予算自殺対策関係予算(PDF)
http://www8.cao.go.jp/jisatsutaisaku/yosan/pdf/h25-yosan.pdf