youtubeの映像があります。
約52分と少々長い映像です・・・
制作は「BOO MACHINE STUDIO」、制作プロデューサーはRENE DUIGNANという方の作品です。
外国の方特有の「三島由紀夫」や「東尋坊」を取り上げているのでバイアスがかかっているとも思えるが、
日本における「自殺問題」を客観的に鋭く切り取っていると感じた・・・
まず時間のある時にご覧になってから今日の記事をお読みください。
尚、この映像は「自殺企図」「希死念慮」のある方にはご覧になることはお勧めしません。
自殺者1万人を救う戦い - SAVING 10,000 - Winning a War on Suicide in Japan .
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=oo0SHLxc2d0#
!
42分位から、精神医療の問題点についても鋭く指摘されている。
冒頭のナレーションの抜粋です・・・
自殺との戦争だ・・・
多くの人が死に追いやられている。
毎年世界中で100万人
日本だけでも3万人も亡くなっている・・・
もし日本で1万人の命が救えるなら?
奇跡ではなく、アイデアや誠実さで・・・
聞いてくれる人はいるのだろうか・・・
過去10年間で約30万人の日本人が
自殺で亡くなっている。
それはアイスランドの人口と同じくらい。
日本の自殺率はアメリカの2倍
タイの3倍
ギリシャの9倍
フィリピンの12倍
納得できますか・・・?
私は「納得」できない。
精神医療の様々な問題点を知ってから「わたしの戦い」は始まった。
何もしない事は「保護責任者遺棄罪」(1)(2)と同じだというメッセージが頭から離れない・・・
これだけははっきり言える。
日本の「自殺対策」は根本的におかしい。
向精神薬の副作用には全く触れようともしない・・・
このままでは、絶対に減少などしない。
この国の「精神医療」が本来あるべき「医療」に近づいた時
間違いなく「自殺者」の数は5000人減ると断言する。
Nico
(1)保護責任者遺棄致死罪
幼児や高齢者、身体障害者、病人を保護する責任がある人が、放置したり、生存に必要な保護をしなかったりした結果、死亡させた場合に適用される。
子どもに食事を与えずに衰弱死させたり、寝たきりの高齢者を放置して死なせたりしたケースなどが該当する。
(2)保護責任者遺棄等罪
保護責任者が、老人・幼児・障害者や保護の必要な傷病人を移送・隔離して保護のない状態にする罪。
また、置き去り・無作為などで保護を与えない罪。
刑法第218条が禁じ、3か月以上5年以下の懲役に処せられる。