大阪府保健医療計画を読んでみた・・・
精神疾患に関する事項は「第3章 大阪府における保健医療体制」の「第3節 主要な疾病・事業ごとの保健医療体制」
「5.精神疾患」の中で11ページ(全220ページ)で確認することができた。
全体量の5%・・・ これが医療問題における「精神医療」の占める割合なのだろう。
子どもたちに関係する事項は「メンタルヘルス(こころの健康づくり)の推進」の中で
精神疾患の好発年齢を考慮すると、学齢期からの精神保健教育が重要であることから、教育機関や事業所等と連携を図りながら、学齢期からの精神保健教育の充実を図る。
と触れられているにすぎなかった・・・
大阪府は誰もまだ子どもたちに対する「精神科治療薬」の危険性に気付いていない。
大阪府保健医療計画の中で気にかかった部分を抜粋します。
(2)精神疾患の保健・医療体制
ア.めざすべき方向
(ア)患者中心の医療サービスの提供
「主人公は患者である。」という理念を中心に、人権の尊重とインフォームドコンセントを徹底し、安心・安全な医療サービスの提供を行う。
(イ)精神疾患の早期発見・早期治療のための相談体制の充実及び地域連携の推進
精神疾患を発症した患者が早期に精神科受診に結びつくために、住民への啓発のみならず、保健所等を中心とした地域相談支援体制の充実、かかりつけ医と精神科専門医との連携及び医療機関における地域連携を推進する。
(オ)精神科医療情報公開のさらなる推進
医療機関等が提供できる治療内容や治療実績等についての情報を、積極的に公開することで、住民の立場に立った理解しやすい医療情報を提供するとともに、医療機関間での専門性等を活かした連携体制づくりを図る。
イ.病期、状態に応じた保健・医療体制
(ア)啓発・正しい知識の普及
a.早期受診・早期治療による精神疾患の重症化予防
精神疾患はその原因の特定が難しく1次予防(発症予防)は困難であると言われているが、府民に対する啓発や正しい知識の普及を図ることによって、精神疾患に対する誤解や偏見を無くし、早期受診・早期治療によって重症化を防ぐ必要がある。
c.地域におけるかかりつけ医と専門医療機関の連携
精神疾患患者の中には、内科等身体疾患を担当する科で治療を始めるケースや、複数の診療科を次々と受診するなど、専門治療を受ける時期が遅れることがあることから、迅速な精神科受診を勧奨する必要がある。
このため、大阪府では住民により身近なかかりつけ医(一般内科医等)の精神疾患への対応能力を高める目的で、うつ病への対応力向上のための研修会を大阪府医師会に委託しており、加えて適切な時期に専門科受診を促すことができるよう、かかりつけ医と精神科医相互の情報交換やケーススタディ等を通し医療連携を強化する。
保健所等をそのような地域における医療連携推進の中心的な機関と位置付け、ネットワーク機能の充実強化を図るとともに、地域医療連携クリティカルパスの普及等連携強化に向けた協議を行う。
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人権の尊重とインフォームドコンセントを徹底・・・
早期発見・早期治療のためのかかりつけ医と精神科専門医との連携・・・
治療内容や治療実績等についての情報を、積極的に公開・・・
早期受診・早期治療によって重症化を防ぐ必要がある・・・
地域におけるかかりつけ医と専門医療機関の連携・・・
かかりつけ医と精神科医相互の情報交換やケーススタディ等を通し医療連携を強化する・・・
精神科医は症状の悪化につながると、決してインフォームド・コンセントをしない。
掛かりつけ医と精神科医の連携は「わたしの場合」がそうであったように、精神科医への敷居を低くした。
レセプトを入手してもそこには事実は書かれていない。
精神科治療薬の副作用は症状の悪化と言い、決して報告はされない。
早期受診には「様々な危険」が潜んでいる。
誰も「現在進行中」の「精神医療」の実態に気付いてはいない・・・
これは大阪府だけではないと思う・・・
Nico