師走の日曜の朝だ・・・
2012年も残り僅か、『マヤ歴最後の日』も何事もなく過ぎ去り平穏な朝を迎えた。
ここ数年の出来事を俯瞰でふり返ってみる・・・
内科で「セルシン」を盛られ、精神科に行けと勧められた。
精神科医でSSRI&ベンゾを処方される、しかしクスリを呑めば呑むほど体調は悪化した。
何かおかしい、クスリが原因だと気付き始める・・・
数軒の精神科医を渡り歩き、やっと減薬・断薬治療に理解ある医者に辿り着く。
そして「リハビリ」の一環で、小説を書いたり、ブログも書き始めた・・・
ブログを書き始めると、他の人はどんなことを書いているのか気にかかり いろいろ、覗いてまわる。
CCHRの「向精神薬・・・医学の犯罪」の映像や、Akkoさんの動画、「東洋医」や「八咫烏」のブログに出会う。
そして、自分は向精神薬の「薬害被害者」だと確信を持つ・・・
体力・気力が回復してくると、何かこの向精神薬の「薬害」を失くす活動に係わりたくなってくる。
2,3の団体に問合せしてみたが「健常者」の主催する団体は人権擁護団体であろうがNPOであろうが
『薬害被害者はまだ体調も辛いでしょうから頑張らなくてもいいですよ・・・
我々健常者が被害者の貴方たちを救ってあげますから・・・』という臭いがプンプンする・・・
そして、係わったり、よくよく調べてみると各々の団体には、各々の都合や「ここでは書けない目的」がある・・・
被害者を置き去りにするから一つにまとまらない。
大きな世論を動かすような活動から「軌道」が逸れてくる。
木を見ず、森しか見ていない・・・
一本、一本のそれぞれの木が朽果てようとしていても
明日にでもその木は倒れそうなのに
「森を守るためには、地球の温暖化を防止しましょう・・」といっているように私には聞こえる。
「温暖化の防止」 とても大事ですよ・・・
でも「倒れそうな木」には、とにかく支柱を打ちましょうよ・・・
倒れれば、間違いなく朽果てます。
「枯れそうな木」には、とにかく水をあげましょうよ・・・
水がなければ、間違いなく枯れ果てます。
先に、少しでも「離脱症状」から抜け出せた者から、今苦しんでいる人に手を差し伸べる。
「健常者」の人には決して「語ることのできない経験」をしているのですから・・・
しみじみと感じる日曜の朝です・・・
Nico
(1) 健常者
Nicoがこのブログで「健常者」という言葉を使うときは、「心の病と診断されたことがなく」
「精神科の受診経験がなく」「向精神薬を服用したことがない」人のことです。
今日のブログはAugust 19, 2012の記事に加筆したものです。