ベンゾジアゼピン離脱症状(アシュトンマニュアル引用)
精神症状
易興奮性(イライラ、落ち着かない)
不眠、悪夢、他の睡眠障害
不安の増大、パニック発作
広場恐怖、社会恐怖
知覚変容
離人感、非現実感
幻覚、錯覚
抑うつ
強迫観念
妄想的思考
激怒、攻撃性、易刺激性
記憶力、集中力の低下
侵入的記憶
渇望(まれ)
身体症状
頭痛
痛み/筋肉の凝り - (四肢、背中、首、歯、顎)
ピリピリする感覚、痺れ、感覚の変容(四肢、顔、胴体)
脱力(例えば下肢に力が入らない)
疲労感、インフルエンザ様症状
筋肉がピクピクする(筋れん縮)、ミオクローヌス*、チック、“電気ショック様感覚”
震え
めまい、もうろう感、バランス失調
霧視(ぼやけて見える、目がかすむ)/複視(二重に見える)、眼痛、ドライアイ
耳鳴り
過敏性 -(光、音、触覚、味覚、嗅覚)
消化器系症状 -(吐き気、嘔吐、下痢、便秘、腹痛、腹部膨満感、嚥下障害)
食欲/体重の変化
口渇、金属様味覚、嗅覚異常
潮紅/発汗/動悸
過呼吸
排尿障害/月経異常
皮膚発疹、かゆみ
ひきつけ(まれ)
[*訳註:「ミオクローヌス」とは、筋肉の突然の収縮により、身体の一部が瞬間的に動く
不随意運動のこと。入眠時によく起こる。]
赤文字は今年の6月の「わたしの場合」の離脱症状である
抜粋すると・・・
精神症状
易興奮性(イライラ、落ち着かない)離人感、非現実感、激怒、攻撃性、記憶力、集中力の低下
身体症状
頭痛、痛み/筋肉の凝り - (四肢、背中、首、歯、顎)筋肉がピクピクする(筋れん縮)、ミオクローヌス*、チック、震え、過敏性 -(音、味覚、)金属様味覚
今回(2012年11月)の離脱症状は青文字が治まっている
減薬・断薬治療が順調だという証拠なのだろう・・・
今回 特に気にかかる易興奮性(イライラ感)に関してアシュトンマニュアルに下記のような説明が記されていた・・・
攻撃性の障害もまた、セロトニンの低活動性と関係があります(他のファクターのうちのひとつとして)。ベンゾジアゼピン離脱中の易怒性や易刺激性の出現も、おそらく、抑うつの場合と類似のメカニズムが関係しているのでしょう。
しかしながら、このような症状は通常自然に消失していきますし、長期に亘り持続するものではありません。
時間薬ということか・・・
Nicoでした