きょうの健康(NHK)で「団塊世代のうつ病対策・・・」というテーマで放送していた
団塊の世代とは「人口論」では1947年から1949年の3年間に生まれた人とされる現在63歳から65歳の年代の方々の総称である
第二次世界大戦の復興期生まれで、親が戦争体験があり、若い頃は「学びの場」は「安保反対」などで学生運動で荒れていた・・・
壮年期には日本を世界第2位の経済大国に押し上げてくれた世代でもある
ここ数年、団塊世代の「定年退職」が「技術の継承問題」や「社会保障費」などの視点から注目されている・・・
しかしNHKも 全く懲りていない
訳の分からない慶応大学の精神科医を登場させ、「この世代は様々な『喪失体験』に直面し、それが『うつ病』の原因となっている」と・・・
大きくテロップで
うつのサイン
本人が気づく
●よく眠れなくなる ●食欲がなくなる ●疲れやすい
周りが気づく
●痩せてくる ●口数が少なくなる ●ため息が多くなる ●飲酒量が増える
みなさん よーく 考えてください
人間 60年も生きれば 身体のどこかが病んできて『健康の喪失体験』なんてしょうがないことです
何十年も「モーレツ社員」と揶揄されて、ある日「定年退職、お疲れ様でした・・・」
番組で指摘していた『社会的役割の喪失体験』なんて、ごく普通の感情です・・・
それを、わざわざ「病気の前兆」とプロパガンダして「向精神薬」を呑めと勧める・・・
ほんと もう止めて欲しい
向精神薬の説明では三環系やSSRIの有害作用がヤバいんで、やたらNaSSaを 勧めていた・・・
NicoもNaSSaのミルタザピン(商品名:リフレックス錠)を呑んでたけど、有害作用は酷かったよ・・・
何度でも書きます
有害作用のない「向精神薬」などありません!!!!!!
ネットに出ていたNaSSaの「副作用→有害作用」の項目 抜粋します
・・・・・国内の臨床試験で、82.7%に何らかの副作用が認められたことに留意する必要がある。高頻度に認められたのは、傾眠(50%)、口渇(20.6%)、倦怠感(15.2%)、便秘(12.7%)、アラニン・アミノトランスフェラーゼ増加(12.4%)などであり、重大な副作用としては、セロトニン症候群、無顆粒球症、好中球減少症、痙攣、肝機能障害、黄疸、抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)が報告されている・・・・・
82.7%!!!
これって 酷くない???
番組では慶応大学の精神科医が
「わたしの病院では1/3の患者に『修正型電気痙攣治療』をしています・・・」と薄ら笑いをうかべて話していた・・・
『修正型』とは麻酔で眠らせ、「筋弛緩剤」を投与してから「脳に電気ショック」を与えるらしい・・・
Nicoは寒気がした・・・
まぁ こんな番組 いっぱいあるんですが、あえてNicoが今日のテーマにしたのは
この番組 わたしたちの年代(Nicoはポスト団塊世代って分類です)には けっこう人気があるんです・・・
そして「NHK出版」の発行する「きょうの健康」という月刊誌も そこそこ売れています・・・
「9月号(8月21日発売号)」を確認したら、表紙に「団塊世代のうつ病対策・・・」とありました
わたし達は「紙媒体」世代ですから、雑誌なんかも赤線引いたり、附箋付けたりして 何度も読み返します
つまり この「喪失感」はうつ病の前兆だというプロパガンダが「刷り込まれ」ます・・・
まだ NHKは広告収入に頼っていないから「的確な正しい放送をする」という間違った考えを持っている人がたくさんおられるので、次回 NHKグループの「危険性」を呟きますね・・・
お父さん、お母さんが団塊世代の人たち
あなたの 大切なご両親が こんなつまらない「プロパガンダ番組」観て「精神科に行く」とか言ったら、
絶対に「行っちゃダメ!!!」って阻止してくださいね
Nicoからのお願いです