終わりました。今回私は体調を崩していて、余り五輪を追えていないのですが、メダリストの皆様、おめでとうございます。羽生選手も宇野選手も、凄いプレッシャーだったろうに、それを跳ね退ける精神力が、タイプこそ違え常人離れしているなあと。特に宇野選手は、今季連戦に次ぐ連戦で、幾らスタミナがあるといっても体力面で影響が出ないか心配でした。SPには若干疲れが感じられましたが、FSは冒頭のジャンプにミスはあったものの宇野選手の思いのこもった演技で、観ているこちらも胸が熱くなりました。フェルナンデス選手も上手くまとめたと思います。特にSPは素晴らしく、もっと点が出ても良かったのではないかと。
ボーヤン選手も惜しかった、メダリストにも劣らない演技でしたが、プログラム特にショートは、先シーズンの方が良かったような。ネイサン・チェン選手は本当に、SPのミスが惜しまれます。6回のクアドに挑戦したフリーはこれぞ高難度!という凄まじさでした。秀才で医者志望とも聞きますが、4年後まで続けて欲しいです。
パトリック・チャン選手もこれで引退なのですね。ジャンプのミスもあり順位的には振るいませんでしたが、スケーティングの滑らかさと表現力が際立っていて、個人的にフリーは宇野選手の次に心打たれた演技でした。応援していた田中刑事選手も、団体戦でこそ五輪の魔物にやられた感じでしたが、個人戦ではミスもありましたが、田中選手らしい表現力も出せて、伸びやかな演技だったと思います。
それにしても団体戦。やるなとは言いませんが、町田さんの言う通り、本当に個人戦の後にして欲しい。現実には真に平等な条件下での試合は存在しないのでしょうが、人為的に何とか調整出来る分だけでも選手達に公平な条件でと思います。スケ連の平松さんらが、当時この団体戦を導入して、日本にメリットがあるような発言をしていてかなり違和感を感じたものですが…カップル競技が弱い日本の強化目的もありと言うなら良いのですが。今回のアイスダンスの村元リード、ペアの須崎木原組の演技には成長の跡が感じられ感動しました。
先刻女子スピードスケートの小平奈緒選手も堂々の金メダル!
スピード女子としては勿論、日本選手団の主将としても意外にも初めてだそうです、凄い。