食べること同様、毎日にちょっとした充足感を感じさせてくれるものが「香り」です。

香りと言っても生活の中に普通にある香りです。

たとえば、仕事を終えて帰宅し玄関を開けた時の木の匂い、近くの製茶工場から漂ってくる茶葉を蒸す香り、薪が燃える匂い、仏壇のお線香などなど。

過去の経験や思い出と結びついていたりして

やすらぐ感覚があります。



旅行の思い出に、よくお線香やお香を買うのですが、気に入って長い付き合いになっているのが「東寺香」

毎朝、トイレ掃除の最後に焚くので

香りがしている=掃除が済んでいるという印。

家族はそう感じているようです。





作られた香りは家族の中で好みが分かれ、日常に取り入れるのが最も難しいもののひとつだと思いますが、この沈香の穏やかな香りは家族にも受け入れられています。


私にとっては昔の思い出と繋がっている香り。

ストックがきれる前に、また京都へ行きたいなぁ。