7年前に、職業訓練を受けていた時のこと。
研修の一貫でプロのマナー講師の先生と
一対一の面接の練習を受ける機会があった。
当時からわたしは面接が超苦手だった。
ひたすらオドオドして面接官の表情とか見ることができなかったし、話は長すぎるしか短すぎるかのどっちか。自分の頭の中にある台本を辿るのに必死で、コミュニケーションが成り立っていなかったのだ。
(だからこその学生時代のアルバイトから、今までを含めて就活の惨敗数は半端ないのだけど・苦笑)
今振り返ると、本当は面接というよりも…面接官…つまり“大人”が苦手だったのだろう。
(当時、わたしも既に25歳。あんたも十分大人やんかwというツッコミは置いといてw)
当時のわたしが“大人”に抱いていたイメージは
「間違えなくて、絶対的に正しい」で
「わたしは大人に否定されたり、粗さがしをされる」とも思っていた。
先生からめっちゃダメ出しされるやろうなあ…(;´_ゝ`)順番が近づいてくる度に激しくなる動悸…今すぐにでも逃げ出したかった。
そして、ついに面接練習が始まってしまった…
…
…
…
声はどもるし
オドオドするし
キョロキョロするし
もう、最悪だった。
「あー、、、これはもうぶった切られる…」
そう覚悟して先生のフィードバックを待った。
すると先生の口から出てきたのは…
私にとってはめちゃくちゃ意外な言葉だった。
「どらさんはね、とってもいいのよ。本当にいいのよ…
ただ、その良さを出すには余裕が必要。
その余裕がないと、途端に良さが出にくくなるのよ」
とても優しい声だった。
そしてそれ以上何も言わなかった。
拍子抜けした。
でも…
余裕ってどうやって出したらええん?
何でもできて、全部わかってないと出ないもんじゃないの?
それやったら無理やん…
それ以降、先生の言葉の意味を考えるのをやめた。
ただ、先生の言葉は時々頭をよぎっていた。
なぜだか知らないけど。
最近やっと、先生の言葉の意味を自分なりに
受け取りことができた気がする…
続きます。