新聞の読書欄は日曜日のお楽しみ。
帯の煽り文にずいぶんと乗せられて散財だったわ、な本が多かったここ数年。
以前、ここで紹介されていた
『これでよろしくて?』はなかなか面白かった。
今回紹介されている北大路公子さんのエッセイは既に爆笑済。
回答の中にこれはいい!と思った一文があったのでご紹介。
「理不尽な出来事があって、でもその思いのやり場がなくて悶々とした状態を感情の浪費だ」
日常生活の中でいろいろ想うことがあっても
相手に言うにはまたややこしそうだ、
言ったところで無意味だ、
と悶々と考えるシーンに
この感情の浪費という考え方は
「もったいない」の一言でうまいこと受け流せるような気がする。