戦前生まれの人たちって、兄弟が多いところが多いですよね。


私の父方の祖父母もそうでした。


祖父が7人兄弟、祖母が5人兄弟。


なので、私の父の代はおじ、おば、いとこの人数がまあまあ多くなります。


そして、田舎に住んでいるのと、父は長男なので、親、祖父母と同居は当たり前。そんな私達の親世代です。


母も同じような農家出身なので、慣習的なものは特に疑問も持たず、もともと誰とでも話せる性格で親戚づきあいも割と普通にやっております。



で、ここまで親戚が多いと、その分のお付き合いも増えるわけです。


子供が小さいうちは月1ペースで実家に遊びに行っていました。


その際に父の顔が見えないと「あれ?お父さんどっか出かけたん?」となるわけで。


「今日は法事なんやー」ということも。


ある年は、それが6回、7回くらいの年もありました。


確かに親戚多いけども、すごい回数だなと驚き、そして笑ってしまいました。




そして実家で行う法要についてです。


母が嫁いでから約40年、この間に見送ったのは私から見て祖母、曽祖母、祖父の3人です。


祖母と曽祖母は私が小、中学生の時に亡くなったので約30年くらい、祖父は先月七回忌を行ったので亡くなってから6年が経ちました。


で、法要って何回もあるんですよね。初七日から四十九日は週に1回のペースで。


一周忌、三回忌、七回忌……五十回忌(調べたら百回忌も出てきましたよ。)


もちろんどこまでやるかは各家庭で決めるのだと思います。


それにしても、こうして見ると法要の回数って結構多いですよね。


さらに家族が多いと、その分増えますからね。


四十九日までを除いても、ざっと数えただけで15回以上は私の実家で執り行われた事になります。(同じ年に重なる場合はまとめてやってよいので、祖母の◯回忌と曽祖母の◯回忌をまとめた時もあるので、もしかしたら少ないかもしれませんが)



そりゃぁ、ある程度お年を召した方は、こういうことに詳しくなるわ、と納得です。




ちょっと長くなったので続きます。