ちっちゃな赤ちゃん帽子の作り方 | NICO.LAB☺︎

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今日は市販サイズより小さな、頭囲30cmの赤ちゃん帽子の作り方をご紹介します。
※体重でいうと2000gくらいかと思います。お子様によって差がありますので、実測の頭囲を参考になさってください。




NICU/GCUを退院するお子様の中には、一般的な出生体重より小さな体でおうちに帰るお子様もいます。
体温調節が苦手で低体温になっちゃう…ってお子様も多いのではないでしょうか。
そんな子に勧められるのが『帽子』なのですが、ベビー服と同じで市販の帽子ではブカブカなんですよね…(市販サイズは42〜46cm)

今回ご紹介する帽子は、簡単な工程のみ。30分あれば完成するので、初めての方でも挑戦しやすいと思います。ぜひ、お子様にお似合いの帽子をつくってみてください。もしかすると、型紙を作る方が時間がかかっちゃうかも(^_^;)

帽子着用の際は、脱げてしまった帽子が呼吸の妨げにならないよう、お子様を見守ってくださいね。


【用意するもの】
・A4用紙(型紙を作るだけなので何でもOK)
・ニット生地 
初心者の方には「スムース」と呼ばれるニット生地をお勧めします。
写真の水色の帽子は、手芸店:ドリームで購入しました。30cm購入すれば作れます。

生地が見つからない場合は、パパママの柔らかく伸びのいいTシャツをリメイクしてみてはいかがでしょうか。


【作り方】
①型紙を作ります。
画像を参考にしてください。

A4用紙を四つ折りにします。[1]
右下に中心がくるように置きます。[2]
中心から横に7.5cm、縦に14cmのところに線を引きます。[3]
7.5cmの線に下から4cm8cm12cmに小さく印をつけます。[4]

8cm→横に0.5cm、12cm→横に3cmのところに印をつけます。[5]
印を通るように線を引きます。[6]
四つ折りのまま裁断すると型紙が出来上がりです。[7・8]

②型紙には縫い代が含まれていません。縫い代1cmを足して、同じものを2枚裁断します。

③中表に合わせ、返し口5cmを開けて周りを一周縫います。



④ゴワゴワしないよう、縫い代部分をカットします。(縫い目から3〜5mm)
返し口は1cmの縫い代を残します。

⑤返し口から表に返します。


⑥返し口を閉じます。


閉じ方が分からない方、「コの字縫い」「コの字とじ」を検索してみてください。

⑦真ん中から半分(返し口のある方)をひっくり返しながら、もう片方の中に入れます。



⑧下から4cmくらい折り返します。
※折り返し幅はお子様に合わせて調整してください。


☺︎☺︎☺︎できあがり☺︎☺︎☺︎

もう少し、小さくor大きく作りたい方は、型紙を縮小or拡大コピーして、頭囲をお子様に合わせてみてくださいね。


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NICO.LAB☺︎でご紹介する作り方・リメイク法は、あくまでも洋裁素人が考えた簡単な方法です。

その点をご理解頂き、参考にして頂ければ嬉しいです。

それぞれに合った医ケアグッズが完成しますように(*^-^*)

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