長く勤めた会社を辞めるのにエネルギーを使っていた私は体調を崩していました。
そんな中、YouTubeでちょうど風の時代に突入したと知った頃でした。
何か分からないけどワクワクしている自分がいましたが
頭の中では、こんな身体の状態で新しい会社でやっていけるだろうか?と
不安でいっぱいでした。
いざ入社してみると・・・
入社早々に勤務条件面の認識の齟齬があったり、
ぐちゃぐちゃでごちゃごちゃな管理体制、
超絶自由な社長などなど・・・
あげ出したらキリがありません。
想像以上でした!!!
いつまで続くかな・・・
1年続いたらいい方だなと思いました。
転職しない方がよかったのかな・・・
もう遅い・・・
ただ、幸いなことに大変な状況を一緒に乗り越える同僚がいてくれたお陰で、
励まし合いながらなんとか目の前の仕事に全力で取り組みました。
社長からの難題や無茶振りも周りを巻き込んでうまく進めます。
火事場の馬鹿力とはこのことでしょうか。
“スーパーNicori”となり、仕事をこなします。
そして社長からの厚い信頼を獲得していきました。
外注先の社長からはNicoriさんだから潰れずにここまでできるよと感心されていました。
型も何もないため自由に自分のやり方で仕事ができることが逆に性に合っていて、自信にも繋がっていきました。
一方、社長を取り巻く人間ドラマがそれはそれですごかった!!!
まるで実写版の韓国ドラマです。
欲とお金が絡む愛憎劇!!
危うく巻き込まれそうになりかけ、何とか回避します。
これって私の仕事?
もういい加減嫌だ!
限界。
それにしてもこの人達はドラマが大好きなんだな~と俯瞰して見ている自分がいました。
ひとつのドラマが終わったと思ったら新たなドラマがすぐに始まる状況でした。
仕事でエネルギーの大半を取られ休日はひたすら自分を癒す時間にしていました。
ふと思います。
私は何のために生きているのだろう???
そんな時、YouTube で並木良和さんに出会います。
スピリチュアル?
何だろう?
興味本意で見てみました。
!!!
この人の言っていること、すっと入ってくる!!
この人すごい・・・
本物だ!!
そこから並木良和さんの本を読み漁ります。
楽しすぎる!
拓けた感覚!
これこそ本質で真理だ!
腑に落ちすぎる。
だから今まで私は生きづらかったんだ。
ということが腹落ちしていきました。
こうして私のスピリチュアル(本質)探究の旅がスタートすることになりました。
並木先生の本を読んで、見えていた世界が一変しました。
現実はすべて自分でクリエイトしていること
目に見えていることが5%
目に見えないことが95%を占めていること
私たちはもともと魂の存在で無限であること
地球に生まれる前にこの人生で最高の人生のストーリーを決めているということ
幸せは外側にはなく、自分の中にしかないこと
すべては自分の責任。ということは自分次第でいかようにも変えられるということ!
よし!
この現実をどうここからクリエイトして最高の人生のストーリーにしていくか!
私の中から希望の光が出てきました!
そして向かう先が定まりました!
私は現実を見るのではなく、最高の未来に向かうのだと!
心に決めました!
現実に会社で起こっているドラマをよそ目にどんどんスピリチュアルの世界へ惹きこまれていきました。
(ギャップがすごい!)
社長が社会の常識に関係なく自分の世界で自由に生きている姿を間近で見ていた私は会社のトップが自由だから私も少しくらい自由にしてもいい!と思えることができました。
仕事はきっちりやる。
休暇は自由に取る!
休暇で旅行に行かないと精神的にバランスが取れなかったのもあります。
それができたことへの会社や社長への感謝。
氣がついて行動した自分にも感謝。
(自分を大切にすること♡)
スピリチュアルを学び、被害者、加害者意識がなくなりました。
ひとのせいにしない。
自分が創造主なのにひとのせいにするということは、他人に自分の人生を預けているということ!
そんなに自分は弱い存在ではない!
スピリチュアルを学んでいくことで確認することができました。
現実を俯瞰して見ることができるようになってきましたが現実は一向に変わりません。
いつかは退職するのは決めたけどいつかな・・・と思っていたところ
それでもこのまままだこの会社に居続けるの?と言わんばかりの出来事が起きてきます。
今辞めるとすると責任あるポジションだし後任はどうするの?
かわいい部下もいるし、あの子はどうなるの?
区切りがいいのはまだ先だしそこまでやるべきでは?
無責任ではない?
自分が自分へ問いかけます
しかし、並木先生の書籍にあるメッセージにはっと氣づかされます。
自分がもうポジティブな気持ち=エネルギーでないのなら我慢してそこに留まり続ける方が自分にとっても周りにとっても何のメリットにならない。
なぜなら、そのポジションに入るべくポジティブなエネルギーの人は他にいる。
そこに留まりつづけるとその人が入るチャンスがない。
かわいい部下は私がいないとダメになるそんな弱い存在ではない!
なんだか自分がいないと会社に迷惑がかかると思っていたけど(自惚れ!)
嫌な気持ちでマイナスなエネルギーで仕事をている方がいい仕事ができるわけがないし迷惑だ!
何よりも自分の気持ちが一番大切で前向きでポジティブなことにエネルギーを注ぐべきだ!
本質はいたってシンプル!
もういい!
十分やった!
おしまいにしよう。
並木先生が私の背中を押してくれました。
そして頑張った自分にご褒美として1年間の長期休暇をプレゼントすることを決めました。
(以前の自分だったら不安すぎてその選択肢は考えられなかった!)
もう仕事をするエネルギーが残っていませんでした。
つづく